うつ・内向型HSPの生き方

なめられやすい・真面目すぎる・内向型・うつ・生きづらさを楽にするための研究。

脳を騙す・自己催眠の方法

こんにちは!

「舐められやすい人の研究所」研究員、tomoです。

 

前回は催眠療法からみる潜在意識をみてきました↓

colorinstitute.hatenablog.jp

 

 

今回は、自分でできる自己催眠の方法について、紹介します。

 

前回記事でも述べましたが、日常生活で気軽に催眠状態になれる方法はあります。

 

<日常で気軽に行う催眠方法>

 

例えば

お風呂でゆっくりリラックスしてる時、

好きな映画を集中してる時など、

 

催眠が入りやすくなります。

リラックスと適度な緊張が同時にある状態です。

 

そんな時に、

自分のなりたいイメージを呟くという方法です。

コツは、否定的なことは言わず、「私は〜こうなっている。」と現在進行形でいうことです。

  

要は

自分が楽になるように、

日頃誰しも無意識にしてるような思考の転換方法を、

意図的に効果的に利用するというやり方です。

 

あと、おまじないではないので、現実生活もそれに沿った行動をする、

ということを意識してください。

その上で、目標達成のイメージを根付かせるという感覚でやってみましょう。

それには時間がかかることもありますし、現状に沿って軌道修正は行っていくのが大切です。

 

<自己催眠とは>

 

1932年にドイツの精神科医シュルツ氏が創始した自律訓練法です。

自己催眠を用いたリラクゼーション法として、催眠療法の報告を元に、自己暗示によって催眠状態をつくることを考案したものです。

 

[ 特徴 ]

・決まった言語を繰り返し唱える言語公式というやり方。

・自分で日常的にどこでも行えるのでセルフコントロールに活用できる。

 ・公式を唱えることに対して、受け身の姿勢が必要。無理に「リラックスしよう」とすると逆にリラックスできない。

・外の環境に影響されずに、自然にその状態が生じるのを待つのが必要。自然に、ゆったりとした気持ちが大切。あせらない。

 

[ 効果 ]

・ストレス、緊張、不安、怒り、抑うつなどの緩和。

・心身のリラックス、自律神経のバランスの回復。

・活気や爽快感の増加。

・心身の変化の気づき、対人関係の安定、ストレス耐性の増大。

効果には個人差がありますので効果がない!からとあせらないでやってみる意識がいいでしょう。

 

<自律訓練法の手順>

[ 姿勢 ]

・椅子に腰掛けた状態の時は、足は肩幅に開いて、手は軽く閉じて膝の上にのせましょう。

・寝転んだ状態では仰向けで。

 

[ 公式手順 ]

・背景公式 : 「気持ちがとても落ち着いている」

・第1公式 : 「手足が重たい」

・第2公式 : 「手足が温かい」

・第3公式 : 「心臓が静かに規則正しく打っている」

・第4公式 : 「呼吸が楽にできる」

・第5公式 : 「お腹が温かい」

・第6公式 : 「額が心地よく涼しい」

 

これらを順に唱えて、その状態が自然に生じるのを待ちましょう。

○「手足が重たい」 ×「手足が重たくなる」

 

脳を騙す・自己催眠・舐められやすい人の研究所

 

[ 消去動作 ]

・両手を強く握ったり、開いたりする。

・深呼吸して大きく伸びを2〜3回する。

・首や肩を回す。

・両腕の屈伸をする。

体をほぐして自己催眠状態からさめましょう。

 

 

<催眠療法の特徴>

 

一般的なカウンセリングやアドバイスと違うところは、

喋ったり感じるのはあなた自身に集中する、

というやり方です。

 

なので、対話形式で話が進む方法と違って、

時間がかかることも多いでしょう。

 

でも、他人にアドバイスを言われても、

自分がそれを受け取る準備ができていない状態だと、

前に進みにくい、反発してしまう、ということがあります。

 

その分、より自分のペース重視で「気づき」が得られる、

回を重ねるごとに効果が増す、という要素が他より強いかもしれません。

 

 

例えば

・疲れきってしまって混乱が多い状態

・オーバーワークや人間関係でストレスが多い状態

・自分を信頼できない状態

・トラウマの緩和

そんな感じの状態だと、

 

他人が言葉でアドバイスするよりも、

自分で自分の声を聞く練習を一緒にしていった方が、

しっくりくる場合があります。

 

また、程よいリズムで「手足が温かい」などの暗示が効くと、

リラックス効果で眠りを誘うこともでき、

睡眠不足の解消となる利点もあります。

 

催眠療法には前世療法、願望実現などいわれるものがありますが、

前世療法で重視するのは前世がどうだったこいうことよりも、

それによる「今」の気づきです。

願望実現は、現実を思い通りにする、ということですが、

要は思い込みの力で思考から環境へ変化をもたらす方法です。

 

あんまり安易にこういったことに傾向すると、現実世界よりも

内面の世界へ偏る恐れもあります。

悪いパターンは洗脳で悪用したりされたり。

 

あくまで現実の対処をしつつ、

セルフコントロールの手段として催眠療法を活用する意識でやってみてください。 

 

 

 

 

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