うつ・内向型HSPの生き方

なめられやすい・真面目すぎる・内向型・うつ・生きづらさを楽にするための研究。

<機能不全家族> 自分への信頼感を取り戻す

「なめられやすい人が楽になる」研究員、tomoです。

 

前回、家庭は安心と犯罪が表裏一体という話をしました。↓

colorinstitute.hatenablog.jp

 

 

そのままだと、 

機能不全家族のような不健全な家庭にいる人は、

逃げ場がなくて、

「これが他人だったらよかったのに。」と

絶望するしかないように思うかもしれません。

 

でも、どうせ生きていくなら、

今ある家庭でどうやったら楽になるかを

考えていく必要があります。

 

そのためにはどうすればいいのでしょうか。

「家」の内面から、その考え方をみていきます。

機能不全家族から脱出するまで

 

「家」を数字から考える

家は、数秘学でいうところの「4」の意味に含まれます。

4つの頂点と辺で囲まれた「四角形」を想像してみると、

分かりやすいです。

 

他に4の意味とは・・

 

・安定、基礎、土台、セキュリティ

・経験、実用性、信頼

・組織、構造、システム

・秩序、規律、慣習、正しさ

といった意味もあります。

 

余談ですが、

面白いもので誕生数が4の人は、家庭の問題がテーマだったりします。↓

colorinstitute.hatenablog.jp

 

 

4はまさに基礎、土台、地に足をつける意味があります。

これは人間は家、家庭です。

 

体を外から守って生活するために、屋根や布団があり、

基礎的な心身の成長のために、親兄弟の存在があります。

 

家がしっかりしてこそ、人は安心して外へ行けます。

過去や今の家が安心できない状態だと、

人は信頼感が育たずに、不安定になります。

 

家って、

「自分を信頼する」ことにつながります。

 

過去や今の家庭が、

信頼できな状態だったとしても、

「自分を信頼する」ことは可能です。

 

その場合は、

今までの「経験のプロセスを信じ」てみてください。

 

与えられた「家族」という素材の中で、

あなたはいいことも悪いことも得られた。

 

強制されることの連続だったかもしれませんが、

あなたはその時々で、そこでの最善を尽くしたんです。

その自分の力を信じましょう。

 

あなたは何も間違ってない。

 

逃げるが勝ち

人によって状況が違うので、

一概にいえないのですが、

 

自分にとって、家庭環境がよくない、

という場合は、

 

可能なら、

できるだけ早く、そこから逃げてしまう

のを強くお勧めします。

 

物理的に離れることで、

精神的に離れることもやりやすくなります。

 

また、適度な距離感があれば上手くやれる、

という人もいるでしょう。

 

その為に必要なのは、

ベストは定職があっての一人暮らしですね。

生活力さえあれば、何かがあった時に

自分で生活の拠点をコントロールしやすいので。

 

まぁそれができる自活してる人は、

家族に酷く悩まされる前に離れてると思うので、

それが出来るまでが一番苦しいといえるでしょう。

 

今は安定した収入がない場合は、

旅行や日帰りで、一時的に離れるのもいいです。

 

自室があるなら、引きこもりながら、

外に自分の居場所をつくりましょう。

物理的に外出するのがいいです。

一人でできる趣味もいいですね。

 

そうやって自分を保ちつつ、

自活の道への戦略を練り、

少しずつ行動しましょう。

 

そしてそれを邪魔されないように、

安心できない家では、少し注意が必要です。

 

脱出まで自分を守るために

 

自分への信頼感がない人は、

自分の目標を見失わないように、

「自分だけの家」をもちましょう。

 

そこはトップシークレットです。

うんざりする家からの脱出方法も入ってるし、

攻撃された時に訴える証拠も入れます。

 

自分を守るための、

あなただけの「家」です。

 

これは、一番初めに、

あなたの心の中に、建ててください。

そして、そこにはしっかり鍵をかけてください。

息苦しくなるほど鍵を締め付けなくていいけれど、

セキュリティは、しっかりしたことに越したことはありません。

 

誰にも侵入されないように、してください。

これは表立って表現する必要はなく、

心の中で設定する、イメージです。

 

そうすると、

不健全な家庭でいても、離れていても、

少しずつ自分と家庭を切り離す練習ができます。

 

そうすると、

物理的にも自分の家をもつことが

その前よりやりやすくなります。

 

逆に、物理的に別の家に住んでいても、

「心の自分だけの家」がないと、

ずっと自己信頼感がもてないまま、

不健全な家族に振り回されることに陥りがちです。

 

鍵のかけ忘れに注意

健全な家庭に育った人は、

基本的な自己信頼感は育まれているので、

こういう状態は理解できません。

 

なので、

家庭の話は普通に聞いてきます。

「当然でしょ?」という顔で、

ステレオタイプの、

なんだかんだいっても仲良い家族、

不仲だとしても虐待ほどじゃない、

話を求めて。

 

健全家庭の人の心の中には、

元々子供の頃から無意識に建設された、

オートロックのタワーマンションがあります。

 

でも、無意識に自然と建てられたものなので、

本人は、

「私、心すっごくオープンにしてるよ!あなたもそうして!」

っていう顔して話しかけてきたりします。

 

でも、あなたは少数派の家庭で育ったことで、

心の基礎構造が違うことは、

意識してないと、勘違いしてしまいます。

 

「あ、心開いて話してみよう。別に困らないし。」と。

 

心開いて話してみること自体は悪くありません。

相手と自分が同じ感覚をもってる、

と勘違いしないことです。

 

機能不全家族に育ったあなたの説明をしても、

理解できないか、さらなる説明を求めるかもしれません。

たとえ「同じような家だった」と言われても、

個々に差があるので、

話が噛み合うとは限りません。

 

そうした時に、

あとから「なんか話し疲れた・・。」

「言わなきゃよかったかな。」という

がっかり感を味わってしまいます。

 

勿論、

その人の家庭環境に関係なく、

あなたを理解できる人はいます。

でも、それは圧倒的に少数です。

 

心の鍵をかけておくことは、

自分を守ることに繋がるし、

 

それが自然になってくると、

無理に人に理解してもらう必要もないな、

と感じれるようになっていきます。

 

それが「自己信頼」に繋がるんです、

不思議と。

 

 

 

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