新しい環境で注意するべき人
おはようございます。「舐められやすい人の研究所」研究員のtomoです。
以前、仲良くなったのに急に冷たくなる人について説明しました。↓
今回はそれとは少し違うケースで、
職場などの新しい環境で、
あなたがまだ慣れてない状態で、最初に
あなたに「意図的に」親しげに近づき、
その後態度を急変させるタイプの人がいます。
新しい環境に新人として入る時は、
そういった人に注意する必要があります。
●注意する環境
次の環境は特に注意です。
・少人数の閉鎖的な環境
・パワハラっぽい環境
・体育会系
・女の人しかいない
そういった環境で、
ニコニコしてあなたに最初に近づいてくる人の中には、
スネ夫がいます。
●スネ夫タイプのやり方
スネ夫は、まず、あなたを信用させるために、
「ここ大変でしょ。」
「私も初めの頃はいじめかな?と思う時があったわ。」
とか、
あなたの味方のフリをして、
あなたと一緒だよ的な情報を言ってきます。
が、ここで気を許して
「そうなのよ、新人いびりですよね。」
「こんなこと言われました。」
とか、自分の思いや情報は与えてはいけません。
何故なら、スネ夫はその場では、
「分かる〜」「ひどいね」
とか言いながら、
翌日にはパワハラ上司に
あなたが言ってもない悪口まで上乗せして、
「あの新人、あんなこと言ってましたよ、だんな。」
と告げ口するのです。
●集団の中のスネ夫
スネ夫タイプは、一見その集団では、よく叱られていたり、
立場は弱くも見えます。
なので、裏表がある人に見えない場合があります。
だから、騙されるんです。
一見いい人に見える。
叱られると謙虚にはするから。
でも、叱られて謙虚なフリをするだけの人もいるんです。
そいつは、
仕事ができないのを、人間関係のみでのし上がっただけの人、
です。
だから、新入りのあなたを利用して、
あなたがイビられるようになれば、
自分へのお叱りは免れるし、ストレス発散もできるし、
と、下の立場に強く出ようとします。
マウンティングですね。
あなたを貶めることに成功したら、
同時にスネ夫自身の株が上がるから、
そういった行動に出ます。
●スネ夫への対処
まず、新しい環境で初めて会う人は、
誰がどんなタイプか、
すぐに見極めるのはほぼ無理です。
なので、ひとまず、
あなたが弱ってるときとかに
そっと近寄ってきて、
「ここの人どう思う?」
「家は?家族は?」とか
プライベートに突っ込んできたり、
なんだか表面的でない話を引き出そうとされたら、
少し警戒しましょう。
誰に対しても、
相手がどんなタイプか分かるまでは
「観察期間」を設けて、
その間は、すっごい当たり障りのない返答のみをしましょう。
「えっ?」と聞き返すのも有効です。
聞き返されるだけで、人は同じ質問をするのに抵抗を覚えます。
相手を陥れようとしてる人は特に。
あとは、「いや〜大変ですよね、みんな」
「あ、家近いんですか?」「あぁ・・はぁ、まぁ・・」
とか、適当に答えになってない答えを言います。
答えてる態度だけは真面目にします。
決してニヤニヤしてはいけません。
それだけで、相手は
なんか掴めないけど、まぁ真面目過ぎるか天然かな、と
手を引く可能性があります。
●否定すべきところはする。
曖昧な対応でもハッキリ主張すべき時があります。
明らかに、あなたに不利な情報に同意させられそうになった時。
「いや、それは違います」とハッキリ言ってください。
あなたが上司を悪く言ってるとか、仕事に不満があるとか、
そういったことをスネ夫は悪口ネタとして欲しがります。
その餌は与えてはいけません。
●結局スネ夫はでっち上げも得意
あなたがどうやっても、
スネ夫はスネ夫。
こっそり聞き耳たててると、
あなたが常識的に対応した内容を曲げて、
上司に
「あの人こういってたんですよ。でもこれってどうなんかなって。」
と悪く言います。
そこ、わざわざ言う?というようなことも、
広げて上乗せして、あなたが上司に怒られるように、
悪知恵を働かせるのです。
それに乗じてスネ夫をそのまま信じて
あなたを叱ってくる上司なら、
その職場はブラックかもしれませんが。
ある程度風通しがよかったり、
あなたの理解者もいるかもしれないので、
そういった場合は、
スネ夫だけ距離をおけばいいだけなので、
時間とともに、
あなたの立場が楽になる場合もあるでしょう。
自分の状況に合わせて考えたい、という場合は、
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