<生きづらさ>絵を描くように人生の全体をみてみよう!
おはようございます!
デッサンなど基本の絵の描き方では、ポイントがあります。
それは、人生に置き換えると、生きづらさを違う角度からみるヒントになることがあります。
今回は、「全体的な形を見る癖をつけること」についてです。
全体像を定期的にチェックする。
まず、画用紙全体を意識して、大まかに形を把握し、薄く描いていくところから始めます。
そして、描き進めていく間も、意識的に全体を薄目で見る状態で、全体像をチェックしていくことが、バランスよく描き進めていく上で大事です。
画用紙から体を話したり、なんなら席を立って、壁に絵を置き、その壁からできるだけ遠ざかって見ることをします。サイズが大きな絵ほど、できるだけ遠ざかって全体のバランスを見るのがコツになります。
そして、「今ノッてるから細部をこのまま描き進めたい!」と集中できる時がありますね。
そういう時こそ、
敢えてペンを置いて、ひと呼吸し、席を立つのです。
絵が途中段階であろうが、何度もその都度全体を把握するのです。
そうしていくと何がいいかというと、適時チェックの段階で、必要時に軌道修正できるようになります。
つまり、人生において、
今の人生、今取り組んでることの、全体像を客観的に把握し、目的に向かうために必要な手入れをバランスをとりながら進めることに繋がるのです。
生きづらかったり、何かにおいて目の前のことで頭がいっぱいになると、
人はその事だけに集中するあまり、客観的に、周りや自分を含めて全体を見る、
という意識を忘れてしまいます。
これは意識的にしないと、そうなるようにできています。
特に感情や周りの環境に人は影響を受けるようにできてるので、
それを無視して生活するのが難しいからです。
家庭や仕事、生活環境などにおいては特に。
なので、まず何かを改善しようと思ったら、目の前の真っ白な画用紙全体を見つめるように、
今の自分を含めた周りの環境全体をざっくり薄目で観察してみましょう。
大まかに把握する感じでいいんです。
そうすると、自分含めたそれぞれの関係性の繋がり、
相互に影響している流れが掴めてきたりします。
よくあるのが力関係。
職場で一応上司と部下がいても、実質現場で実権を握ってるのは先輩Aだな、とか。
夫婦で男女平等に家事分担をしてると見せかけて、実は精神的に妻が虐げられてるな、とか。
その力関係に第三者のBの影響力も加担してるな、とか。
「大まかに、シンプルに」を意識してみてください。
そうして全体像が分かる範囲でみることができれば、
次にじゃあどうすれば自分の望む方向に進めるかを、
探っていきます。
それにはある程度時間が必要かもしれません。
そして、そのためにはまず一歩ずつ地道な行動をして、その積み重ねるという作業になるかと思います。
例えば、
職場がうまくいかない。→職場での改善方法を探る。→先輩Aに相談。→ダメなら上司Bに相談。
→最悪辞めるのを想定して平行して転職活動。
など。
一度に全部は解決しないけど、一歩ずつ今できることを探って、積み重ねですね。
そうして細かい作業をしながら自分にとってベターな判断をその都度見極めながら進めていく。
そして、時々、意識的に、
一旦その作業から頭を離して、気分を変えて、客観的に今の進行状況をざっくり把握してみる。
そして今、方向性、自分にとっての優先事項、チェックすべき点はできてるか、の
確認ができます。
そこで「あ、ちょっと気を取られて偏りすぎてたな」と思ったら、
軌道修正すればいいのです。
そのための、意識的な全体把握です。頻度を思ったより多めにするのがいいですね。
これは問題だけでなく、目標に向かって勉強など前向きにしてる時も使えます。
(絵を描く作業が正にそう。)
集中して頭がそのことでいっぱいになってる時こそ、
時々その場から頭と体を話して、全体的にみてみる、
よかったら意識してみてくださいね。
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