<生きづらさ対策>「待つ」ことの有用性
今まで絵を描くコツを生きづらさ対策のヒントに応用して紹介してきました。↓
今回は、水彩絵の具を使った時のコツ、「待つ」ことを、
生きやすくするためのヒントとして捉えてみましょう。
まず、絵の具を乗せる時、一つの色を作って筆で紙に載せますね。
その次にすぐに次の色を重ねたくなりますが、ここで急ぐのは厳禁です。
一旦載せた色が乾くのを「待ち」ます。
そうでないと、乾いてない始めの色と次に載せた色が混ざってしまい、画面上綺麗な仕上がりにならないからです。
大切なのは、初めの色が乾くのを待ってから次の色をのせる。
そうすると、綺麗に色が重なります。
そして、色を変えるごとに筆は洗うこと。パレットは綺麗にすること。
これも時間かかります。
この「待つ」姿勢というのは、
この速さと便利さを求める時代に逆行してるので、
苦手な人が多いかと思います。
それに、元々人は、すぐに結果が出るものに対して、
行動を起こしやすくなります。
例えば、
●ヒーターをつける
↓
すぐ暖かくなる(ヒーターの性能にもよるだろうけれど)
●電子レンジに食べ物を入れる
↓
すぐ温まる
といったように、行動した後すぐに変化することに対して、
二回目以降その結果が行動の後に繋がるという意識が自動的に働くので、
特に意識せずともその動き(ヒーターのスイッチを押す、電子レンジを使う)、という順序になります。
習慣化してないことを続けるのが難しいのは、
すぐに求める結果が得られないから。
運動してなかった人が三日坊主になってしまうのは、
決して怠けてるわけではなく、
本来脳がそう反応してしまう、というのが割と正しい認識です。
ただ、
その習慣が定着することさえできれば、
時間が経てば、ダイエットや健康に対する結果が出る、
という事になります。
「待つ」というとは、
直ぐに結果が出ない事に対して、
焦らずに効果を待つ、という事に繋がります。
そして、途中経過も観察できます。
軌道修正が必要となれば、途中からでも色を消したり修正が可能です。
自分の考え方の癖を変えたい時、
目的の為に1つずつ実践してる時、
今できる事をしたら、
結果を直ぐに求めずに、
「待つ姿勢」を意識してみましょう。
長い目でみたとき、
いつの間にか出来てる事の方が多いと、
気づくでしょう。
よかったら参考にしてみてくださいね。
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