うつ・内向型HSPの生き方

なめられやすい・真面目すぎる・内向型・うつ・生きづらさを楽にするための研究。

<機能不全家族>家庭と牢獄は紙一重

「なめられやすい人が楽になる」研究員、tomoです。

 

 なめてくる相手が家族の場合、

職場や友人のような他人よりも厄介です。

その特徴をみてみましょう。

 

囲われた世界 

一般的に、家庭というのは

安心できる場所、外部から囲われた環境です。

 

しかし、裏を返せば、 

外から見えないため、どんな犯罪でも隠蔽できる、

悪行の温床になり得る場所となり得ます。

 

機能不全家族の家は牢獄と紙一重

 

たとえ職場でも、

外部との接触がほぼなく、

閉鎖的な空間だと、同じような環境が成立します。

 

いわば、どの関係性でも

「家族的」に密着してると、

そのメリット・デメリットが付随してきます。

 

「家庭」と「それ以外」の大きな違い

しかし、どんな閉鎖的な職場だとしても、

最終的には退職して、その環境から離れることが可能です。

その手続きの困難さに個別差はあっても、

辞める選択さえすれば物理的に実現します。

 

一方家族、特に親子や兄弟は、

戸籍上離れることは不可能です。法的にも扶養義務などが発生します。

その中でも、

夫婦関係の場合は、簡単とはいきませんが、

戸籍上、法律上、関係解消することが可能です。

 

また、仕事だと、

大抵の場合、職場と家は別の場所であり、

仕事とプライベートを分けて捉えやすく、

家庭よりも、割り切って取り組みやすいでしょう。

 

要するに、

法律や環境面で、

家庭の方が、

逃げ場がないことが多い、

ということです。

 

しかも、基本的に家では

睡眠や食事、入浴、

様々なプライベートの時間を大半過ごす場所であり、

そこが心安らぐ場所でなければ、

精神の安定も保ちにくくなります。

 

つらい家庭に育った人は、

正式に縁を切るマニュアルというものは存在しない、

ということに落胆することもあるでしょう。

 

家庭環境が悪くても見過ごされる

日本の法律は、虐待に基づいたものもありますが、

まだ機能的とはいえないし、

大体の場合、民事不介入のスタンスをとられがちです。

 

家庭のトラブルがあっても、

まずは家庭内で収めるように勧められます。

 

家族から援助を受けれる場合は、

家族として法的に守られる面もあるし、

 

一方で家族間でお金を盗られても、

家族間の犯罪は法的に免除される理不尽さも、

表裏一体となって存在します。

 

法律がそうだから仕方ないし、

虐待についての対策があっても、

実際に顕在化するのはごくごく一部となります。

 

まず第三者が密室の家庭内のことを、

判断すること自体が難しいんですね。

 

証拠が残る体の暴力はまだ分かりやすくても、

日常的にどうだったかまで把握できなかったり。

 

ましてや目に見えない精神的な虐待に関しては、

被害者本人から聞き出すこと自体も難しく、

助ける側の人でも、

経験のない人には理解がほぼありません。

 

専門職であっても理解がない 

これは私見ではありますが、

実際に虐待事例に携わる人、

福祉医療の現場に関わってる人を見ていても、

 

極端にいうと、

「本人が望めば加害者と住ませる」という選択をしたりします。

または「加害者に止めるように言えばいい」とか。

 

これは全くの逆効果だし、

被害者の心理の理解もほぼないです。

 

そもそも、

虐待事例としてあがること自体が稀であり、

殆どが潜在化してます。

精神的被害はより理解がないでしょう。

 

DV被害者の共依存について、

「DV加害者のもとに戻るなんて、気持ちをしっかりもててない」

という考えの人もいました。

福祉や医療の現場で働いてる人でも、

弱者の目線に立ててるとは限らない、ということです。

 

勿論、実際にある程度経験していたり、できる人もいるでしょう。

ただ、

家庭の精神虐待なんで、

経験していないと分かりにくいものなんだ、

と認識しておくのが無難でしょう。

 

潜在化してるとはいえ、

個々によって違うし、

相対的には少数派だからです。

 

それでも昔よりは、DVやパワハラに対する意識も高まって、

虐待の認識の範囲も広まりました。

 

ただ、そうすると、

加害者側からすれば、犯罪心理と一緒で、

如何にバレないようにするか、という潜在意識から、

より陰湿化するという流れにあります。

 

だから、身体的虐待よりも、精神的、

その中でも理解の少ない洗脳が入ったモラハラが

増えてきてることとなります。

 

ここまでみると、

家庭に問題があると、

もう逃げ場がなくて対策はないかと落胆しそうですが、

 

これは人それぞれ違うので、一概にはいえませんが、

 

あなたが家庭で辛い立場に追いやられてる場合、

考えることはあります。

 

まずは、

形式上の家庭にこだわるか、

そこは実際には牢獄と判断するか、

を考えてみてください。

 

牢獄だっていう人は、ぜひ次回の続きを読んでみてください。 ↓

colorinstitute.hatenablog.jp

 

  

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