[tomoの独り言] 孤独死がつらくない理由
メディアによって、
人の人生観のイメージ操作されてることって、
案外多いよね、と
たまに思います。
一時期多かった
「結婚できない〇〇」特集の番組も、
「結婚=幸せ」イメージを植え付けて、
晩婚化や婚姻率低下を阻止しようとしてるんだろうな、
と思えたり。
なんなら結婚=子供もつ=世間のスタンダードとして促すように、
少子化対策として各局に推進してる動きがあるのかもしれない。
少なくとも、少子化対策となる番組をやって、
国側から考えたら喜ばない筈がないよなぁ・・
と。
孤独死の何が怖いのか
これも一時期やたらと番組や話題で
耳にしていた。
「孤独死にはなりたくない。」と。
でも、孤独死って、そもそも何が怖いんだろう。
だって、その時には自分は死んでるわけだから、
自分が死んだ後のことなんて、
ハッキリいってしまえば
どうでもよくないだろうか。
もし死後に意識だけが残るとしても、
「なんか、部屋散らかしたままでごめんなさい、
あ、ちょっとプライベートは恥ずかしいんですけど、
死んじゃってるから何も言えないし、、ねぇ。」
とか思うかもしれないが、
それくらいだ。
本当に怖がってるものって、
「自分が死ぬ、その直前に嫌な思いをしないか。」
ってことじゃないかな。
でも、それは思い通りにできない。
生前整理とか、そりゃ大切に思う家族がいたら、
その家族のために、ってやるのはいいことだと思うけれど。
人の心配が出来るほど、
自分が満たされていたり、
周りに人が増えてきて、失うことが怖くなった時に、
こういう「孤独=嫌だ、怖い」って
思考になったりもするんだろう。
孤独死は職員にとって困るだけ
高齢独居の選択って、
寂しい、孤独、生活に困る、
っていうイメージが多いし、
介護福祉の面からも
家族の援助が得られないってことは、
ケースによるけど大変って思われる。
でも、
自ら進んで高齢独居になったり、
不本意でも家族をなくしてそうなる場合もある。
で、
人間いつ死ぬか分からないけど、
高齢独居で孤独死してる場合、
しばらく見つからなかったら、
後々役所の人とかマンションの人とか業者の人に、
片付けに面倒かけるかもしれないけど、
そういうことなんだろう。
自分が困るっていうより、
死んだ後の他人が困る。
でも、仕事だよね。仕方ないじゃない。
わざとじゃない。
って、死んだ後つぶやくかもしれない。
みんな結果的に孤独死じゃない?
「孤独死しないように」と、
家族をもつことを勧めたり、結婚出産願望をもってるのをみると、
それでもみんな、独りで死ぬことあるよ、
って思う。
人生何が起こるか分からないので。
「結婚、子供、= 幸せ、脱孤独死」
っていうパッケージになってるのが、
違和感があって仕方ない。
勿論、メディアが発信していたイメージも、
現実に存在するだろう。
幸せに暮らして、
死ぬ直前、大切な人に囲まれて、
「幸せだな」って思いながら死ねたら、
それは幸せで、
きっと俗にいう孤独死ではないパターンなんだろう。
でも、そうなる確率って、
どれくらい??
それに、周りに誰がいようが、
心の中まで分からないし、
死ぬのは独りなんだよなぁ。
結論として、
人はみんな、孤独死である。
かく云う私も、
ちょっと前までは、
「結婚・子供=幸せ」と思い込んでいた。
でも今は、
死ぬまでに認知症になって長引いて、
周りが迷惑するのとかは、避けたいかなぁ、
と思うくらい。
だから、死ぬ直前まで働いて、
コロッと死ぬのが理想。
感想は下のコメント欄にどうぞ。tomoへの個別ご相談はこちら。↓