うつ・内向型HSPの生き方

なめられやすい・真面目すぎる・内向型・うつ・生きづらさを楽にするための研究。

バカな相手と交渉する方法-前編

「なめられやすい 人が楽になる研究所」研究員tomoです。

 

前回、バカな上司の乗り切り方について解説しましたが、↓

 

職場や学校で、

あなたがなめられることで理不尽な扱いを受けた時、

あなたがそこで生き残るには、

そこの人たちと交渉する、ということが必要な場合があります。

 

賢い人が上にいれば、あなたの理不尽な扱いも、

一言の相談で済むかもしれませんが、

相手がバカだとそうもいきません。

 

なんか対応力が期待できそうでないが、

立場や人柄的には一応交渉するのもアリか、

という場合。

 

注意点と流れを説明します。

 

なめてくる相手との交渉

 
バカな相手と交渉する方法-前編

1 体力がいることを覚悟する。

バカに付き合うのは体力がいる、ということです。

 

これは、成長ざかりの素直な子供に、

「分からない!教えて!」という期待に応えるのとは、

わけが違うからです。

 

「俺、知ってるよ。やってるよ。

寧ろ褒められてもいいくらいだ!」

というが、実際は

まともな仕事もしてない大人に対して、

一から相手が理解するまで、

あなたの主張する「常識」を相手が受け入れる作業、

なのです。

 

あなたは、交渉するにつれ、

いや、何回言えば分かるんだよ。

てか、お前いくつだよ。

よく管理職やってんな!

そもそも返事おせーな!

簡単なことを何日かけるつもりだよ。

と、何度も愚痴りたくなるかもしれません。

 

相手は、見た目は大人、肩書きは立派、

中身は可愛くない子どもなのです。

 

その相手とスムーズに交渉が進むわけは、

ないんです。

 

バカな相手は脳も酷使してないでしょうから、

楽なもんでしょう。

しかしあなたは違います。

 

体力が資本。

バカな相手とやりとりする時は特に。

 

1つの交渉ごとも、無駄に時間を浪費する可能性も高いです。

 

まずは、体力が要るな、と覚悟しましょう。

 

2 なめさせながら情報を仕入れる。

 最初に自分から情報を明かさないことです。

まず、様子をみて、相手の出方を観察しましょう。

 

あなたをなめてる相手は、上から目線の嫌な対応を

してくることが多いでしょう。

 

でも、その分あなたには、

相手に対する多くの情報が得られるという

メリットがあるのです。

 

それを活かしましょう。

 

だから、交渉の段階までいったら、

まずはそれに対する相手の

態度、言葉、提案内容、対応の仕方を観察し、

 

それから次の打つ手を考えましょう。

 

3 無理せず休みながら対応する。

1と内容は被りますが、

一旦交渉が始まっても、一筋縄ではいかないでしょう。

思ったより長期戦になる可能性が高いです。

 

相手は面倒な仕事が嫌で、

のらりくらりと言い訳をして、

対応を遅らせ続けるかもしれません。

 

そうなると、

早めに終わらせてスッキリしたいあなたとしては、

胃がキリキリすることもあるでしょう。

今後のスケジュールに大きく影響するかもしれません。

 

でもバカな相手は、

あなたの状況なんて、所詮他人事なのです。

 

腹も立ちますが、

怒りと不安といったストレスは長引くと

心身に悪影響です。

 

そのことばかり考えて寝れなかったり、

食欲も落ちるかもしれません。

 

体力なくして交渉を有利にもっていくのは難しい。

疲弊してると判断能力が落ちてしまい、

相手の手の内に巻き込まれやすいからです。

 

自分の心身を最優先に、

対応を進めましょう。

 

あなたがしんどい時に、相手が無理難題を言ってきたら、

「ちょっと時間ください」と言って、

1人になって冷静に考えられる時間を

確保しましょう。

 

相手のペースに巻き込まれずに、

あなたのペースを守ってください。

 

まずは気分転換をして、

10分でもランニングしたり、

買い物やカラオケ、映画でも観ましょう。

あなたの気の進むことをしてみて、

あとはゆっくり寝るようにしてください。

 

バカな奴らはどうせ好きなだけ寝て遊んでます。

 

振り回されないように、

まずはしんどいなってなったら、

休憩すること。

一旦頭から考え事を追い出す工夫をすること。

 

大丈夫。敵はバカなだけだから。

基本的に気楽な気持ちを大切にもっていきましょう。

 

私が楽になる言葉は、

「どうせ死にやしない」です。

どう転んでも、結局大したことないや、と思って、

ストレスフルになり過ぎないようにしましょう。

 

4 相手が保身に入った時に言うことを考える。

 バカな相手は、なめてたあなたが、

今までの適当なあしらいで折れないのをみて、

苛立つかもしれません。

 

それゆえ、まず保身に走る、後手後手に回る、

責任転嫁、といった手段をとることが考えられます。

 

相手はあなたを、どう言いくるめて丸くおさめるか、

を考えてるのです。

言い訳に走るか、あなたを切り捨てる場合は、

あなたを悪者にする形をとるかもしれません。

 

あくまで「自分は悪くない」体をとろうとします。

対応の悪さに対して謝罪もないし、自覚もないでしょう。

 

例えば

「忙しいんで」「あなただけ特別扱いできないから」

「元々あなたにも非があるのでは?」

等々、長ったらしく回りくどい文章で、

問題をすり替えるのです。

 

そうした時に、どう切り返すか、を

前もって考えておく必要があります。

 

今まで相手の様子を観察してたあなたには、 

今後言ってきそうなこと、対応のもっていき方は、

ある程度、いくつか予想できるでしょう。

 

その中でこう言ってきたら、こう言い返す、

という「決め文句」、

相手の弱い点をつく「攻撃力のある言葉」は、

いくつか用意しておくことです。

 

そうしないと、いざとなると

相手のバカさに圧倒されて不利に終わることになったり、

こっちの体制を立て直すのに時間がかかるので、

 

相手が要求を拒否してくるパターンを先読みしておいて、

そうきたらこういこう、とシュミレーションしておきましょう。

 

 

5 慌てさせることは有効。

 バカは、後手後手に回り、視野が狭いです。

いつもその場しのぎで、

強引でもとりあえずあなたが黙ればいいや、

放置してても別にいいや、

くらいの感覚です。

 

あなた自身が困っているという、

それもバカな相手の責任で、

という重大な事実には目を向けません。

 

だから、遅い返事を待ってるだけでは、

事は進まない可能性も出てきます。

 

なめてる相手なら、放置して何もしないのが

一番楽ですから。

 

そうした時、素直に相手のペースで待つ必要はありません。

仕事ができない相手が悪いのです。

 

常識の範囲で、相手の対応が遅い、悪い、と

客観的に判断できる状況だったら、

 

急かしてやりましょう。

状況や立場によっては軽い脅しもアリです。

 

例えばメールだと

「あれからお返事いただいてませんが、

どういう状況でしょうか。

今までの対応を見てると不信感が出てきています。

今後の対応次第では、〇〇(相手が困る事)も考えてます。」

と、送信するとかですね。

 

相手の出してきたボロに対して、

あなたは正当な怒りを発信してください。

この時のコツは、

冷静な言葉で、正論を言う、ということです。

 

そうすると、あなたの発言に対し、

変に責められることはありません。

 

相手は予想外の攻撃に、あなたをナメてた分、

慌てるでしょう。

慌てると、静観するということはないので、

何らかの行動に出るでしょう。

 

対応を急がせたり、

バカな相手の少しはマシな対応を引き出すには、

 

相手を慌てさせる、という手段は有効です。

 

次回、後編の5つ紹介します。↓ 

colorinstitute.hatenablog.jp

 

  

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