なめられることを逆手にとる為の5ステップ
「なめられやすい 人が楽になる研究所」研究員tomoです。
前回、なめられることのメリットを紹介しました。↓
続いて、戦略的になめられることを、
逆に利用する方法を説明していきます。
なめられることを逆手にとる方法
Step1:なめられないようにしよう、と頑張らない
なめられないのに越したことはありません。
しかし、なめられやすい 人が、
あまりに「なめられないようにしたい」と頑張りすぎると、
それによって表情や態度が緊張感で不自然になりやすくなります。
一旦、「もういいや」と諦める感じで、
開き直ってみましょう。
そうすると、肩の力が抜けて、
状況を冷静にみれたりします。
まずは感情的になり過ぎず、冷静になるために、
肩の力を抜いて、リラックスしましょう。
Step2:なめられてることを、自分の有利に持ち込む
Step1でリラックスして、冷静に全体を見回せるようになったら、
次の段階です。
なめられてることの利点を活かしましょう。
そうすることで、あなたの有利に物事を運ぶ可能性が膨らみます。
ずばり、「なめられてること」=メリット
として変換する意識です。
相手は油断して、
あなたに理不尽な対応をした証拠を残すかもしれません。
そうしたタイミングを逃さないようにしましょう。
その際に重要なのは、
相手に対して恐怖や不安を抱いてる場合、
相手がどういう言動で攻撃してくるか、と
怯えるのではなく、
何かしてきたら、
「あぁ、こうきたか」
「パターン1ね」
「これはパターン2」
と、情報収拾するスタンスでいくと、
怖くなくなります。
Step3:手持ちのカードを増やす
相手が舐めてると(=あなたを信頼してる)、
相手はあなたに対してわざわざ身構えません。
そのため、あなたが不利になるような証拠をとろう
などという発想もないんです。
そうなると、相手はボロを出してきます。
他人の悪口も言うかもしれないし、
他人が聞いたら引くような発言をあなたにするかもしれない。
そうして、あなたにはいざという時に使える
カードが溜まっていくのです。
情報は、タイミングと出し方によって、
有効に攻撃材料になります。
その時まで手持ちのカードを蓄えておきましょう。
くれぐれも、「これ、証拠として使うから!」と
相手に宣言したりしないように、
隠密行動を心がけましょう。
Step4:使えそうなキャラは使う
もし、時間経過とともに
あなたの怒りや周囲の環境によって、
あなたが「怒らせたら怖い」キャラを定着できそうなら、
試してみてもいいでしょう。
その時、具体的な理由は言わずに、
なんとなく、相手に「匂わせる」だけでいいです。
上手くいくと、相手は今まであなたを舐めていた分、
ギャップ効果で「理由が分からない怖さ」を
感じさせることができるでしょう。
重要点は
・怒ってる内容はハッキリさせないこと。
・面と向かって直接言うのではない。
・周囲に「なんかあった?」と思わせる程度の雰囲気
です。
「あの大人しい人が怒るんだからよっぽどのことだ」
「あの人を怒らせたら一番怖い」
と印象づけるのが大事です。
そうなると、あなたが怒ると
普段から怖がられてる人が怒るよりも、
よっぽど効果的です。
Step5:タイミングと人を見極める
すぐにやり返さないこと。
油断されてる分、既にあなたは有利です。
自分がメリットとなる方向にいく準備もできてくるでしょう。
手持ちのカードはすぐには出さずに、
タイミングを見極めましょう。
そして、出しても全部見せないようにします。
これは交渉ごとと一緒です。
タイミングと、交渉相手を見極めるんです。
どのタイミングで、どの相手に、
どうもっていけば有利になるか、
なめられていたあなたには、
その情報材料は揃っているはず。
それを整理し、時期を見計らい、
使うカードを選びましょう。
同時にできそうなら徐々に周囲を味方に巻き込みましょう。
最終的には、
あなたが「なめられるくらい真面目」である
「誠実さ」が、周囲の「信用」に繋がります。
表立って味方になってくれる人は少ないかもしれませんが、
人が信用するのは「なめられる」「真面目」な人です。
それを利用してやろう、という視点でみてみてください。
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