うつ・内向型HSPの生き方

なめられやすい・真面目すぎる・内向型・うつ・生きづらさを楽にするための研究。

モラハラ職場を即日退職する方法・後編

おはようございます。

「舐められやすい人の対処法」研究員、tomoです。

 

前回、モラハラ職場を即日退職する準備をかきました。↓

colorinstitute.hatenablog.jp

 

 

今回は、いざ「辞める」と言い出してからの、後編です。

 

モラハラ職場を即日退職する方法

前編で準備を整えて、

シュミレーションをし、

いざ、即日退職の意志を伝えます。

 

一旦そこまでいくと、

あとは職場のモラハラ度合いによって、

交渉の困難さは変わってきますが、

 

心の準備をしておくことで、

ある程度のパターンに備えて、

あなたがとれる言動の最善を尽くすことはできます。

 

追求されたら、冷静になりつつしんどいアピールを

即日退職の意思を伝えたら、大体管理職との話し合いになるでしょう。

管理職がモラハラする場合は、そこで理由の追求、

あなたに対する嫌がらせをしてきますが、

 

管理職のタイプによりますが、

可能なら、強い態度で嫌がらせを跳ね除けるのがベストです。

 

・後から呼び出してネチネチ聞き出すタイプ

辞めるに当たってラスボスの上役が、最後の嫌がらせを嬉々としてしてくる所もあります。

例)個室で長時間に渡る尋問を受ける。

どういう理由で辞めたいと思ったのか細かく聞き出す、契約違反だと遠回しに脅してくる、辞めた後の会社の保身の為の独自の契約書を書かせる。

それだけに止まらず、後から診断書やクリーニング代などの費用や労力を細かく請求してくるケースがあります。

個室では中々防ぎようがないのですが、こういったのを防ぐために、

不意打ちで早く言う、というやり方があります。

 

しかし、それでもタイミングがなかったり、強引にネチネチタイプに出くわしたら、

1時間も我慢しないでください。

細かい追求に応じるフリはしつつも、しんどいアピールを深めてください。

相手の要求には答えずに、「考えさせてください。」とその場を離れましょう。

 

その次の手段は、欠勤からの、そのまま退職です。

損害賠償請求をほのめかしてきたら、労働局に間に入ってもらいましょう。

 

あっさり感情型タイプ

怒鳴ったり人格否定をしてくる可能性はありますが、

冷静に対応していれば、辞める時は案外あっさりと辞めることができたりします。

小規模の経営者であれば、その人の気分次第で退職日がころころ変わるといったこともあります。

あなたが無理ない期限と条件であれば、考慮するのもありです。

でももう無理なら、強気で「今日で辞める」と言って帰ってしまうのも手です。

 

半々モラハラタイプ

これは、職場にはモラハラする人が多いけれど、それ以外の人もいる、

管理職も同じという場合。

モラハラしない人も、見て見ぬフリなので、放っておくとモラハラに偏ってしまうのですが、

交渉が短時間で済めば、こちらの要求を通しやすくもなります。

 

攻撃をされにくくするには、

相手の言葉を否定はしないけど、意見は押し通すことです。

 

相手はあなたが反論したら、その言葉尻をとって、

それをネタにまた理詰めで責めてきます。

ダブルバインドといって、あなたがどういう返答をしても、

反論しかしないのです。

 

だから、それを最小限にするには、

否定はしないが、「でも無理なんで・・。」

と、自分の意志は押し通しましょう。

 

経験上、経理といった退職手続きをする人が別にいる所は、

比較的嫌がらせは短時間で済むと思われます。

辞めた後に、損害賠償請求とか考えるのは、

退職手続きをする部署がモラハラということです。

ネチネチタイプが経理もしていると、

上記のネチネチタイプがもろに出るでしょう。

 

行き詰まったら一旦時間おく

気をつけていても、上司という立場から言われると、

追求を避けるのは難しいです。

質問には答えざるを得ない雰囲気だし、

要求を「嫌です」とは言いにくいでしょう。

 

強引に、「退職は無理だ」とか、

あなたに労力と費用を要求するようにもっていかれたら、

 

イエスともノーとも言わず、

「考えさせてください。」だけ言って、

一旦時間をおきましょう。

 

そして一人で冷静に考えてから、

次の行動を決めます。

決して相手の前で結論を出さないでください。

相手の雰囲気にのまれて、

あなたに不利な要求に応えてしまうからです。

 

一旦「考えさせてください」

このセリフも心に決めておくと、

いざという時に出しやすくなります。

 

最終手段は、病欠からの退職 

今日で辞めると伝えても、全く話が通じないなら、

仕方ありません。

あなたは頑張ったんです。

 

自分を責めることなく、残りの時間を過ごし、

早退するか、翌日から病欠しましょう。

休む理由はもう既に伝えてますから、

「体調不良で休みます。」からの

「体調不良で辞めます。」の電話でいいです。

 

仕方ありません。そうせざるを得ない状況をつくったのは、

あなたではなく、向こうですから。

 

電話なら文句を言われてもしつこい場合は切ることも可能です。

後から何らかの嫌がらせをしてきたら、労基に相談する手もあります。

 

自分を守ることを最優先に

あと1週間はいてくれないと困る、と

威圧的に、巧妙な責任転嫁で

断れない状況に追い込まれたら、

 

それでイエスと言ってしまっても、

自分を責めないでください。

それは仕方ありません。

 

後から軌道修正して、

「やはりダメでした」と再度言ってもいいんです。

 

その場しのぎで大丈夫。

自分を守ることを最優先してください。

 

 

いくつかの例に基づいて紹介していますが、

実際は、あなたの状況に応じて変わってくるので、

臨機応変にアレンジしてください。

 

細かく知りたい方は、カウンセリングを利用してください。

 

最終的に、自分を褒める

辞めたいけれど、辞めるとは言いにくい。

だから退職代行業もあるし、

真面目な人ほど言いにくいから、

結果的にとんずらになったり、病気になったりするんです。

 

未だに日本では、何度も転職すること自体に悪いイメージをもっています。

本来は、生きにくい人のために、

就職支援とともに、

退職支援というのをもっとすべきなんです。

 

辞めることは、悪いことではありません。

だってあなたは何も悪いことはしてないんですから。

 

頑張りたかったのに、続けたかったのに、

運悪くモラハラに遭って、辞めざるを得なかった。

それに気づき、行動を起こしたあなたは、

賞賛に値します。

 

だから、どういう形であれ、

念願叶って辞めれた暁には、

自分の勇気と行動力を誇りにして、

自分を褒めちぎってやってください。

 

決してモラハラ野郎の言うことを間に受けないことです。

あなたは仕事ができない訳でもないし、

職場で不真面目だったわけでもないし、

何も間違ったことはしていない。

 

あなたの真面目さと誠実さに便乗して、

奴らは嫌がらせして、鬱憤ばらしをしていただけなんです。

仕事という言い訳をして、ターゲットを嫌がらせすることでしか、

自分を保てない人種もいるんです。

 

巻き込まれ事故の後遺症はあるでしょうが、

間違っても自分を責めないでください。

 

 

 

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