うつ・内向型HSPの生き方

なめられやすい・真面目すぎる・内向型・うつ・生きづらさを楽にするための研究。

忘れるという技術は役立つ

「舐められやすい人の研究所」研究員、tomoです。

 

 ストレスに対して「忘れる」というのもアリです。

 怒りや落ち込みに苛まれているときは、

「早く忘れたい」と願うことも多いかと思います。

 

しかし、現実的に対処すべき課題があり、

それを放置してるとあなたの状況が悪化するようなら、

「忘れよう」とする前に、現実の対処をした方がいい場合があります。

 

それでも、人によっては安易に「忘れる」という手段をとる人もいます。

 

ここでの「忘れる」というのは、

人の防衛本能として、ストレスが自分のキャパを超えた時、

自動的に「忘れる」という機能を、「無意識」に選んでたりする、

ということです。

そしてその「無意識」でも、かすかに意識的に、

「辛い過ぎるから忘れてるんだ」

「自分に不必要だから忘れている」という感覚が残っていたりします。

 

キャパを超えるというのは、ケースや人によって程度は様々で、

悲惨な虐待などの可能性もあるので、

一概に「忘れる」ということがいい、とはいえません。

 

なぜなら、先ほど述べたように、

現在進行形で虐待が行われている場合、

それを忘れて、虐待されてる環境に順応してしまうと、

状況が悪化してしまうからです。

 

そのままにしていいのかは、

判断能力がまだ残ってる場合は、

よく考えた方がいいと思います。

 

でも、もし時間が経つことで平和な時間が得られるなら、

それも「知恵」だと言えるでしょう。

 

普段の「一時的な嫌なこと」「過去の嫌なこと」

って、全部忘れられたら苦労しないな、

と考えることも多いでしょう。

 

でも必要な知識まで「忘れて」しまったら、

日常生活に支障をきたしますよね。

 

ちなみに、

過去の嫌なことを詳細に覚えていて、

人に話すと「記憶力が凄い」と言われる人がいるかもしれません。

 

これは、脳の中の、

記憶に関する部分の海馬と、感情に対応する部分が、

隣接してるからといわれています。

なので、感情が刺激されると同時に、

直ぐ近くの記憶力も同時に刺激され、

強い感情をもった出来事ほど、それを記憶している

ということになります。

 

しかし、過去に囚われたくない、忘れたい、

という時は、

「忘れる」練習をしてみましょう。

 

脳の「記憶力」としてみると、論理的には、

「覚える」ことの、逆をすればいいのです。

 

学生の時、テスト勉強はどのようにしていたでしょうか?

問題を解き、間違った所を繰り返し見たり、

年号と出来事を暗記カードに書いて、移動中見たり、

壁に貼って眺めて覚える、という人もいるでしょう。

 

これらは、「繰り返し」見ることで、暗記することに繋げています。

記憶力は早い段階で繰り返し思い出したり、それを話したりすることで、

その記憶が定着していきます。

実は、人は、一瞬で覚えたことの大半は、

5秒以内に忘れてしまいます。

それを記憶に定着させるために、一番重要なのは復習です。

 

では、忘れたい時はどうすればいいかというと、

基本的に、早い段階で思い出さないようにする、

ことです。 

 

意識的に「忘れる」。

例えば「変える」というの意味を含むのは、色でいうと、

 

 「紫」「バイオレット」です。

忘れるという技術は役立つ





「変容」、

特に「内面の変容」に関連します。

 「忘れる」と直接リンクするわけではないですが、

「嫌なことを忘れる」という習慣に「変える」のを

助けてくれるでしょう。

 

紫のアクセサリーをつけたり、

ラベンダーやパンジーの花を飾ってみたり。

 

そして、

脳は同時に二つ以上のことはできない、

という特性を活かして、

「一旦嫌なことを忘れる」時間を作りましょう。

 

例えば、

お風呂に入って、本を読む。

歩きながら、音楽を聴く。

料理、ものづくりはオススメですね。

考えながら、五感を働かせられるので。

 

そうやって、「忘れる習慣」を練習してみましょう。

 

 

 

 

 

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