怒りを鎮める方法・基本編
「舐められやすい人の対処法」研究員、tomoです。
前回、怒りのエネルギーの高さをみてきました。↓
怒りは、エネルギーとなりますが、
行き過ぎた怒りは、自分や周りに害を及ぼす可能性があります。
そこで、スタンダードから応用の
腹が立った時の怒りを沈める方法をみてみましょう。
1 愚痴る。
周りに理解してくれる人がいるなら、話してスッキリする事も少なくありません。
ここでの注意は、基本的に、
職場やあるグループ内の人間関係の愚痴は、その内部の人間には愚痴らないことです。
内部の人だと「内密に」と言っても、その人がまた「誰にも言わないでね」と他の人に言われて、
そこでの自分の立場が悪くなる可能性が高まります。
あと、その内容を理解できない人に話しても、
逆に「分かってもらえなかった」という
新たなストレスを溜め込む事になるので、
人を選ぶという事。
自分よりの考えかどうか、話し始めた時点で分かるものなので、
「あ、違うな」と思ったらさらっと別の話に変えるか、
早めに話を切り上げてその場を離れましょう。
2 美味しいものを食べる。
怒りが頂点に達すると食欲もなくなったり、
逆に普段食べないものを欲する事があります。
無理をせず、食べたい物を食べましょう。
こういう事があったこその、ワンランク上のスイーツに手を出して、
マイナスエネルギーをプラスに転換するのも手です。
そして、食べたくないときは無理して食べなくてもいいです。落ち着いたら少し食べる、というのもよし。
本来は食べ過ぎは体によくないので、食べ過ぎは程々に、がベストです。
3 怒りのエネルギーを行動力に変える。
前回記事でもいいましたが、ここではさらに「行動力」という事に焦点を当てると効果を感じやすいです。
「恋人に振られたからお笑い芸人になって人気者になる」というのはマイナスをプラスに転換しています。
どんな些細な事でもいいんです。
例えば「あまりに腹が立って買いたかった服を買った」
→これは衝動買いして、要らない物を高額で購入してしまったなら、マイナスの行動力ですが、
欲しかった物を予定より「前倒しというハプニングで買った」だけなので
結果、服を手に入れる事が早くなったのはプラスです。
「怒り」が「服入手」に変換されます。
そのまま引きずるよりも、服を確かめる作業に没頭しましょう。
服はあくまで例で、好きな趣味、ドライブ、映画、なんでも構いません。
コツはどう考えても自分にとって嬉しい事をする、という事です。
4 アロマテラピーを利用する。
もし手軽にアロマの精油があったら、是非活用しましょう。
天然の精油の良い点は、香りを嗅ぐことで、直接ダイレクトに脳に働きかけることができることです。
元々好きな香りでもいいですし、
オススメはこちら↓
・イランイラン ヒステリーに効果的とされてます。
・プチグレンオレンジビター スッキリした香りで、疲れた脳を癒します。
・スイートオレンジ 食欲の出る正にオレンジの香り。リラックス効果も大きい。
・ベルガモット 柑橘系で、アールグレイの香り。落ち込んだ気分を和らげます。
・サンダルウッド ウッディな香りで男女問わず好まれます。深呼吸に適してます。ただ高価ですが・・。
基本は、自分が好きじゃない香りは止めておく、ということです。
同じ名前の精油でもメーカーによって香りも違うので、店で買う時は、実際にサンプルを嗅いで決めましょう。
5 寝る。
寝たら忘れる、という史上最強の人類が世の中にはいます。
だったら苦労しないなと羨ましい限りです。
因みにそういう最強人類でも欠点はあります。
だからこそ成長はない、という点でしょう。
怒りが治まらない時はそのシステムを一時的に導入してみましょう。
嫌な夢を見たり途中で目覚めて思い出したりしてしまったら最悪の気分になったりもしてしまいますが、
寝ないよりは勿論寝る方がいい。寝てる間に脳は休息しています。
もしぐっすりとはいかなくても横になって、嫌な出来事は一旦脇に置いて、脳を休息させましょう。
次は、応用編に続きます。↓
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