うつ・内向型HSPの生き方

なめられやすい・真面目すぎる・内向型・うつ・生きづらさを楽にするための研究。

< 体験談 >逆ギレからの反撃の仕方

おはようございます!

「舐められやすい人が楽になる研究所」相談員のtomoです。

 

前回2度に渡って、なすび (仮名)さんの体験談から、

逆ギレしてきたトンビ(仮名)のタイプについて、分析してきました。↓ 

colorinstitute.hatenablog.jp

 

 

今回は、

ナメられたなすびさんのその後の反撃について、提案していきます。

 

 

逆ギレからの反撃の仕方 なめられやすい

 

現時点での被害を整理する

●逆ギレされた後のなすびさんの状況

 

「怒りに震え」、「教員にこっそりチクる」ことには

成功したなすびさん。

 

しかし頼りにならないという学校側は、

「これ以上トンビ(逆ギレ女子)と一緒は無理」

「退学まで考え」落ち込んでる状況まで、

対策を講じてはくれなさそうです。

 

なすびさんの怒りのピークが、

トンビさんの「盗撮からの逆ギレ肩ぶつけ事件」であったわけですが、

それまでにトンビさんの横柄な態度にストレスは相当溜まっているとみられます。

 

疲弊するあまり、

トンビさんの失礼な態度が理由でなすびさんが「退学する」

という、自己犠牲の思考回路になってしまっています。

 

●まずは冷静に、周囲の状況を整理する。

 

なすびさんは何も悪いことはしていないのに、

なすびさんが退学する必要はありません。

本人も、それは不本意です。

 

でも、「教員が頼りにならないから」

そこまで考えてしまいました。

だったら、

教員との交渉次第で改善が見込めるかもしれません。

 

冷静に振り返ってみましょう。

・なすびさんの味方になりそうな人間はいるか。

・その人はどの程度の影響力をもってるか。

・なすびさん、トンビさんは、周囲からどのような立ち位置にいるか。

・なすびさんがどのように動けば、トンビさんによる被害を回避できそうか。

など、

改めて考えてみます。

 

この時、天井から見下ろすように、

全体を見回す視点を意識するのがコツです。

 

正当な手段としては、

 

なすびさんは学校という環境で、

我慢に我慢を重ねて、

その上で直接被害を負ったのですから、

それに対して学校側に、正当な責任を請求する権利があると考えられます。

 

●交渉に向けて考える

 

交渉の前に、訴えるべきことを整理しておきます。

・トンビさんの失礼な態度を協調する。

・それによってなすびさんがどれだけ被害を負ってるかを訴える。

・そのためにトンビさんと一緒は無理なので、メンバーの変更を要求する。

・本来はトンビを指導する学校側に責任があるのを前提に、話を進める。

 

退学まで考えたのなら、メンバー変更の交渉をする余地はあるでしょう。

 

なすびさんは学費を払ってるのですから、

学生が勉強できる環境にするのが教員の仕事です。

 

交渉次第で、メンバーチェンジができれば、

物理的にトンビさんと距離ができ、

なすびさんのストレスも軽減できることが予想できます。

 

交渉の準備

●相手の出方を予想しておく

上記で訴える内容は整理できました。

次に、それに対して相手がどういう対応をするか、も想像しておきましょう。

ざっくりで大丈夫です。

 

また、時間的余裕があるなら、

少しずつやりながら、次の出方を考えていってもいいでしょう。

 

実際に、何事もやってみないと相手の反応は分かりません。

でもある程度何パターンか想定しておくことができれば、

余裕をもって相手に接することができます。

 

この場合、「メンバーチェンジ」の要求に対して、

どういった対応をするか、ですね。

 

ざっくりは、

・すんなり受け入れる。

・理解を示しつつも、要求はしぶる。

・理解もないし、断固拒否。

といったところでしょうか。

最後のパターンだと、退学した方が結果的にいい学校なのかもしれません。

 

●優先順位を決めておく

 

相手の出方に対して、

じゃあ自分はどこまで譲歩できて、

どこまでは譲れないのか、

整理しておきましょう。

 

例えば、

・教員がどう言おうが、メンバーチェンジの条件は譲れない。

・実習先の変更や日程の変更は譲れない。(または条件による)

・対応が酷ければ最悪、退学する。

 

など。

 

この場合、「退学」は最後の切り札となります。

しかし、退学によって学校側にデメリットが生じるなら、

始めの段階で「対応してくれないなら、退学考えます。」と

伝えるのも手です。

 

●怒りを原動力にする 

 

 なすびさんは理不尽な対応を受け、

怒りに震えました。

その「怒り」を「強気の交渉」の原動力にしましょう。

 

ナメられる人は、交渉時もなめられやすいので、

不利な条件をのまされる可能性があります。

 

ここは、

貴重な時間と労力を奪われた怒りを、

「正当な怒り」として、利用しましょう。

 

交渉の言葉としては、冷静な言葉を使います。

しかし、態度は、その「怒り」を纏いましょう。

 

イメージとしては、

「静かな青い炎」

「普段大人しいけど、怒らせたら怖い奴」

です。

 

以上は、アンケートに基づいて想定した方法ですので、

個別のケースについては独自でアレンジしていただくか、

カウンセリングをご利用ください。

 

 

次回は、交渉時の被害を訴えるコツを説明します。↓
colorinstitute.hatenablog.jp

 

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