うつ・内向型HSPの生き方

なめられやすい・真面目すぎる・内向型・うつ・生きづらさを楽にするための研究。

「やられたらやり返す」の目指すところ

おはようございます!

「舐められやすい人の研究所」研究員、tomoです。

 

相手が舐めてきて、

あなたに攻撃してきた時は、

腹が立つのは大事です。

 

正論で押されると、

始めは腹が立つのを忘れて、

ただただ圧倒されて、

家に帰ってから、

「ん?そもそも私悪くないよね?」

と時間差で怒りが出ることもあります。 

 

それでもいいんです。

一先ず攻撃に対して、

あなたがされた事の実害を知り、

正常な怒りをもちましょう。

 

 

そうすると、

「あの時すぐ言い返していれば」とか

「あの時ああしていれば」

と、後悔をしがちです。

 

でも、一先ずそこは、

舐めてくる攻撃の解消には、

時間差がかかることを認識しましょう。

自分がそこで直ぐに言い返さなかったことも、

それはそれで、その場の空気があるから、正解だったのです。

 

相手が職場の上司なら、

その場で言い返すことは得策とは言えないし、

現状がハッキリ把握できない状態で、

反撃すれば、返り討ちに遭うかもしれないし、

 

基本的に現代社会では、

怒りをそのまま表すことは正義ではなく、

寧ろ攻撃に対して、冷静に対処する、

ということが好まれます。

 

心の中で何と思おうが、

怒りや攻撃をどう表現するかを、

周囲は評価の判断基準にします。

 

では、怒りをどう解消するか、

攻撃に対して、どう対処するか、ですが、

これはケースによって、やり方は異なりますが、

 

基本的に、

「やられたら、やり返す」

と心に決めておくといいでしょう。

 

でも、その「仕返し」は、

相手や周囲にハッキリ伝わる形とは限りません。

ケースやタイミングによって、

形上、あなたが折れてる形をとる場合があります。

でも、そこで重要なのは、

あなたが一番譲れない条件を相手にのませる、ということ。

 

そのために、

今後相手がどうでる可能性があるか、

いくつかのバリエーションを予測しながら、

自分が譲れない条件の優先順位を考えておきましょう。

 

また、「やられたらやり返す」の中には、

「周囲に告げ口しまくる」ということも含みます。

その場合はそうする事の目的をもって、相手とタイミングを選びましょう。

 

その際、罪悪感は不要です。

 

あなたはただ、被害に遭ったから、

それに対して訴えてる形なので、

あなたはもう追い詰められてる感で

「罪悪感」より「冷静な怒り」を優先させてください。

 

自分の心情的にも、

「私はこれだけのことされたんだから、周囲に訴えるのは当然だ」

と認識すると、行動しやすくなります。

ここで、相手の心情や建前に対して、

あなたが配慮する必要はなくなります。

 

だって、あなたは相手を配慮しなくてもいい位の攻撃を受けた

「被害者」なんですから。

 

最終的には、

「やられたらやり返す」ことで、

お互いのメリットがあります。

 

あなたが攻撃に対して、断固とした態度を貫くことで、

相手は「あ、ここは踏み込んではダメなんだな」と、

表面上言動に表さなくても、

認識するようになります。

 

そうすると、次から貴方への態度は

見た目には分かりにくいですが、

変化するはずです。

 

よくあるのは、あなたが「やり返し」た後、

相手が何事もなかったフリをして、

あなたに物理的に近づいてくる現象です。

空いてる席があるのに、あなたの席の隣に座ってきたり、

あなたと話してる人がいたら、その相手に話しかけにきたり。

 

やられたらやり返す

これは、防衛本能の一種で、

自分が舐めてる相手に実質負けたり、

自分が明らかに間違ってるのを自覚してる時、

周囲にバレないように、

無意識に「その事実をなかったことにしたい」

「罪悪感を解消したい」といった気持ちの表れです。

 

それは、直接何を言ってくる訳でもなく、

ごくさりげない行動として表れますが、

実際に被害に遭ったあなたには、

違和感を覚える行動です。

「え?なんであんなことしてきたのに、近くに座んの?」

「よく近づいて来れるな。なめてんな。」

といったように。

 

でも、それはある意味あなたを恐れてるともいえます。

相手はあなたを舐めてた分、その後の空気感でなんとなく、

「あ、違ったんだ」「しかも自分の言動が原因か」

と無意識に分かってます。

 

あなたが何の理由もなく攻撃する人とは違い、

相手の被害に対して、正常な反応として、

冷静にやり返したことで、

相手はその後、

少なくとも攻撃は和らぐでしょうし、

何かされても、周囲に訴えれば、

周りの理解は得られやすいです。

中立の(できれば「あなたより」の)第三者の目があればある程、

攻撃はしづらくなるでしょう。

 

そして、その「やり返し」は、やり過ぎない程度で止めておきましょう。

 

反撃だったとしても、それがあまりにしつこかったら、

あなたの方が悪者のレッテルを貼られて、

やりにくくなります。

 

相手が舐めてきた時は、

その攻撃の「エネルギー」を利用して、

「やられたから、やり返す」

というもっていき方が、

その後のあなたの環境をよくするきっかけとして、

使えるでしょう。

 

 

 

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