うつ・内向型HSPの生き方

なめられやすい・真面目すぎる・内向型・うつ・生きづらさを楽にするための研究。

<対処>ボーダー気質は「周囲を味方に」戦法で

おはようございます!

「舐められやすい人の対処法」研究員、tomoです。

 

前回、ボーダー気質の特徴についてみてきました。↓

colorinstitute.hatenablog.jp

 

今回は、ボーダー気質の攻撃に遭った時の対処法をみていきます。

 

ボーダー気質は基本、策士のように周囲にバレないように攻撃する、

というタイプではないです。

そうしようとしても、舐めた相手が頭を働かせば、失敗します。

 

ですので、周囲に溶け込んで誰にも気づかれないタイプの攻撃よりも、

被害を訴えやすいタイプといえるでしょう。

 

しかし、世の中には

グレーゾーンのボーダー気質が蔓延していて、

一見して分かりづらい人が多いのが現状です。

 

始めは優しかったり、気遣いがあったり、

仕事もできる人のように見えて、

しばらくすると態度を豹変させて、

あなたを驚かせることもあるでしょう。

 

ボーダー気質かな、と気づいたら、

原則は、

 

<対処>ボーダー気質は「周囲を味方に」戦法で




 

そっと、気づかれないように、

徐々に距離をとる

 

ことです。

 

「私は舐められる相手ではない!」

という態度を直接試みるのは、間違いです。

 

そうなると、ボーダー気質は

「いや、私の方が強いから!!」

と、態度を強めてきます。

本当は、「負けてる」と心のどこかで気づいたとしても、

それを気づきもしない勢いで、鎧を纏います。

その鎧が、「あなたを舐めた態度」です。

 

そうなると、ターゲットにされたり、

攻撃が止まないので、

あなたのメリットがなくなってしまいます。

 

ですから、

「あぁ、負けた負けた。」

みたいなフリをして、

被害者ぶって、

そっと、その場を離れましょう。

 

 

・物理的に離れる可能性を探る 

 

現実的に離れられない環境で、

ある程度の距離をとれる可能性が高い場合。

例えば

職場の異動、

学校のグループ分け、

といったことは、

上司や先生に申し出ることで、実現できる可能性が高まります。

 

ボーダー気質は、案外ボロを出している場合が多いので、

周囲に言うと、「私も虐められてた」と理解が得られたりします。

しかし、異動やグループ分けのように、

パブリックな環境で被害を訴える時には注意が要ります。

 

それは、

「客観的にみて、あなたが単に嫌がってるだけ」 

「人間関係がこじれただけ」

と、思われないようにすることです。

 

その為には、

一番周囲に理解されやすい被害だけを強調して、

それ以外余計なことは言わずに、

「だから離れさせてください」とだけ主張することです。

 

「こんな被害を受けたんだ。これは〇〇(ボーダー気質)が酷すぎる。

このままでは私は無理です。異動させてください。」

と、交渉するわけです。

 

 

・周囲を味方につけて盾にする 

 

そもそも職場や学校で、ボーダー気質に対して指導をしていないから、

真面目なあなたが被害に遭ったりするんです。

しかし、残念ながら、学校や職場の管理職の大半は、

ボーダー気質が問題を起こしていたとしても「指導」することなんてないでしょう。

怠慢からくるものですが、面倒なことには関わりたくないのです。

自分に被害さえ来なければ、見て見ぬフリもします。

 

被害に遭うのは、いつも真面目で大人しい弱い立場の人間です。

あなたは決して弱くはありませんが、そう勘違いしたボーダー気質によって、

目をつけられてしまったのです。

 

そうなると、周りの人間を味方につけることに専念し、

日々の業務は淡々とすることに徹しましょう。

陰でボーダーがあなたの文句をどう言おうが、

放置しておけばいいです。

ということは、面と向かって人前で文句は言ってこないタイプだから、

第三者のいる前で接することにすればいいでしょう。

 

第三者の前でもボロカスに攻撃してくる場合は、

それこそ目撃者が出来るので、理解者が増えるのでラッキーです。

 

 

・ムカつくが、時間経過が変化を生むことを理解する。

 

今後、あなたにどういった攻撃があるか、

離れる可能性についてどういう手段があるか、

周囲の人にリサーチした結果はどうか、

 

攻撃の痛手は直ぐには解消されませんが、

最終的に、周囲の信頼を得て、責任ある仕事が任せられるのはどちらかといえば、

あなたの方なのです。

 

いくら媚びや自己アピールで「出来る人」と

ボーダー気質が周囲に思わせていたとしても、

それに勝って「人柄の悪さ」が出てしまってるのは、

おそらく時間が経てば分かるでしょう。

 

 

・「味方をゲットして攻略する」戦法を習得するチャンスと捉える。

 

その為に、「攻撃された酷い内容」をカードにもちながら、

周囲を全体的に見渡して、

ボーダー気質の立ち位置、

今の自分の立ち位置、

全体的な雰囲気、関係性などを、

把握してみましょう。

 

そうすると、自ずと

「今、こう動けば、この人にはある程度理解が得られるかも」

と見えてきます。

他人は自分に被害がなければそんなに動いてくれない、

ということを念頭に置いて、

「味方にはなってくれないかも」を覚悟して、

動いてみましょう。

 

異動などを申し出る交渉に出る時は、

ボーダー気質を材料に、焦点は上司となるので、

譲れない点を決めておいて、

こう言えば相手はここまで動いてくれるだろう、

とあらゆるパターンを想定してから、

相手の出方をみて、次に言うことを変えていくことも大事です。

 

 

 

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