<攻撃>境目がない攻撃者・ボーダー気質の特徴
「舐められやすい人の対処法」研究員、tomoです。
突然の不意打ちの攻撃に、
驚いたり、戸惑ったりして、
その後、あまりの理不尽さに
怒りに震える、という時はありませんか。
あなたを舐めてるが為に、突然攻撃する人の中には、
一見まともな人間に紛れながら、
そもそもの人格に問題がある、というタイプがあります。
その一つとして、ボーダータイプがあります。
ボーダーとは、
境界性人格障害と言われる、
精神科で病名がつくこともある通称ですが、
ここでいうボーダーとは、
あくまで医学的見地ではなく、
「舐めてくるタイプ」の
気質の1つとしての造語として考えてください。
主な特徴、事例を挙げてみます。
●マウンティングする。
マウンティングはボーダー気質でなくともよくある現象ですが、
このタイプはおそらく「やらずにはおれない」状態に陥ってます。
あらゆる手段を使って、自分の方が舐めた相手よりも上だということを
周りに示そうとします。
●他人の言動、評価を盗む。
分かりやすいのはカンニング。
人の意見を、元々自分が考えたかのように言い、手柄を自分のものにしたりします。
他人の所有物を、自分の所有物のように扱う。
●評価を異常に上げようとする。
学校なら「成績がいい」、職場なら「仕事ができる人」と異常に思われたがります。
現実的に上司にそう思わせる動きをする為、「仕事ができる人」という認識がされてる場合があります。
しかし、一歩引いてみてみると、そこには粗があったり仕事をさぼったりしています。
人に対する指摘は厳しくするが、自分の仕事には甘い、という特徴があります。
●人との境界線がない動き、または他人といると神経質になる。
境界線がないというのは、例えば
・親しくない人に、いきなり自分が口つけたペットボトルを「飲みます?」と勧めてくる。それをそのまま口つけて飲んだとしても、自分は気にしないでそのままそれを飲める。
・仲のいい(と思ってる)人には抱きつきにいく。
・他人の持ち物を承諾もなく、取ろうとする。本人がよそ見してる隙に、他人の私物を盗み見する。
・メリットのあると思った人、気に入った人とは急に距離を縮めてべったりします。
それと合反するようですが、
同じ人(特に同性)と二人きりの状況が苦手、という特徴もあります。
高評価を得るように必要以上に気を遣ってるために、常に誰かが隣にいるという状況にストレス過多になり、イライラしたりします。
この場合、相手が上司なら媚びますし、同僚や後輩ならマウンティングをするでしょう。
●不利な状況になった時の言動が幼稚
自分が心理的に困った状況になったら(カンニングがバレた)、
本能的に防衛本能として、八つ当たり(責任転嫁)をするか、
目上の人と認めてたら、媚びまくる。
自分だけが助かろうとする気持ちが強いでしょう。人を蹴落としてでも。
●協調性がない。
基本、周囲に合わせたり、団体行動は苦手です。
しかし、それがバレないようにこっそり行動するという知恵はあります。
●時間はルーズ。
団体行動、規則を守る、ということが元々苦手な為、
許された範囲等で自分の時間の感覚で過ごそうとします。
●親には逆らえない。
ボーダー気質は家庭環境がいいとはいえない人が多いでしょう。
過保護か、逆に厳しいか、そこまで酷いとはいえないけれど、
本人に何らかの負荷がかかってたりもするでしょう。
●過去から現在、躁鬱や摂食障害に似た症状がある。
必ずという訳ではありませんが、その傾向が多いといえます。
これも家庭環境による影響等があるでしょう。
●異常に見た目に拘る。
形に拘って、服装や化粧などの見た目は綺麗にするが、
精神面、中身は伴ってないことがあります。
気分の並を、化粧で誤魔化すが、
周りから見ると「異常に濃い化粧」ということもあります。
主に派手な服装や過度の化粧を好む、ということがいえるでしょう。
●感情や欲求を抑えられない
自分の感情を抑えられず、新人いびり等、舐めた相手に怒りの感情を露わにします。
今まで普通だったのに、急にヒステリー発作のように怒り狂い出す、ということもします。
●自分が中心でいたがる。
承認欲求が強く、自分より上の立場の人間には、自分が有能であることを過度に認められたがります。
あなたが同僚や友人で、あなたの方が年上だったり成績が良かったりすると、
より自分の方が上なんだと誇示したが為に、強気な態度をとりがちです。
●1日の間、一週間、と短い時間内で、気分の変動が激しい。
午前中は機嫌が良かったのに、
午後になると急にヒステリーちっくに騒ぎ出したりします。
また、数日過ごしていて、最初の2,3日は仲良く喋ってたのに、
翌週になると急に怒り出して止まらない、ということもあります。
●周囲の人間は大体気づいてる。
大人数の職場で、フルタイムで長い期間過ごしてるといった場合などは、
攻撃の相手は舐めてるあなた一人とは限らない場合が多いです。
ボーダー気質はまったく深い考えなしに動いてるので、
ある程度の時間を他人と過ごしていると、
声には出さなくても、その人のボーダー気質の「やばさ」は、
周囲が感じていたりします。
これらの特徴は、個別ケースを元にしてるので、
全て当てはまる訳ではなく、個人差はあります。
でも、こうやって、舐めてくる相手のタイプを知ることは、
今後同じようなタイプの被害を避ける手段を見出すのに、
一役買ってくれます。
大まかな対処法の対策として、
相手のタイプを観察してみましょう。
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