< 体験談 > 逆ギレするタイプの分析
おはようございます!
「舐められやすい人が楽になる研究所」研究員、tomoです。
前回、アンケートにいただいた体験談から、
なすびさん(仮名)はどうしたなめられたのか、を解説しました。↓
今回は、
なめてきたトンビさんの逆ギレの心理を分析をしてみます。
目次
逆ギレする側の心理
トンビさんの視点
前回の流れで、なすびさんが距離を置き出したのは察知してるトンビさん。
トンビさんは「成績自慢」はしたいから、
その為にカンニングはしないと上位にいけないのでしょう。
すると、彼女からしたら、なすびさんが見せてくれない分、
カンニングの盗撮は欠かせなくなります。
でも、盗撮は「悪いこと」という認識はあります。
だから、「こっそり」盗撮したのでしょう。
ところが、あのなすびさんから、それを指摘されます。
「(他人の個人情報を無断で)やめた方がいいよ。」という正論を言われます。
それに対し、トンビさんは「悪いことをしてる」という自覚がある為に、
瞬時に「やべえ」と思ったはずです。
このままだと、自分が悪者だと周囲に思われる。
しかし、相手はなすびさん1人。
自分より弱いと認識してるので、
即座に「私、勝てる。」と判断します。
同時に、今自分が不利な状況であるイライラも、
なすびさんに責任転嫁します。
そこで、その不利な状況を、
力ずくでその場を切り抜けようとします。
逆ギレの流れ
まとめると、
自分が盗撮した。
↓
なすびさんに見つかった。
↓
どう考えても自分が悪い。不利な状況。
↓
耐えきれずイライラする。
↓
なすびさんに責任転嫁し、怒りをぶつける。「指摘したコイツが悪いんだ」
↓
なすびさんに肩をぶち当てて強行突破。「黙ってろよ」のサイン。なかったことにする。
といった心理が瞬時に働いたと思われます。
なすびさんに「逆ギレ」という怒りをぶつける事で、
なすびさんさえ大人しく黙っていれば、
自分の盗撮=悪事はなかったことになるし、
なすびさんを黙らせる手段が「逆ギレ」だったのでしょう。
同時に、「肩をぶつける」という威圧によって、
なすびさんへの支配を強めようとしてる、
いわばマウンティングともいえます。
トンビさんがそこまで自覚があったかどうかは分かりませんが、
おそらく腹の底では、そういった心理が働いたと思われます。
逆ギレ・トンビさんのタイプ分析
トンビさんはいわば「ボーダー気質」タイプでしょう。
( ※ボーダー気質はtomo用語です。参考記事 ↓ )
楽して好成績を修めて威張りたい面から、自己愛も高めでしょう。
自己愛とは、
他人を蹴落としてでも「そのメンバーで上位の、いい人」を演じようとします。
ただ、中身はからっぽです。ほぼ何も考えていません。
実力は備わってないから、外部から補います。
その結果、
カンニングしたり、権力者に媚びたりする事で評価を上げようとします。
上辺だけ取り繕っている為に、人間関係も上辺だけの付き合いが多いでしょう。
始めは授業にも出ていないトンビさんに対して親切にしていたなすびさん。
そこでトンビさんは「こいつ、利用できるな」と認識しますが、
横柄な態度をとったり不信感を煽る点をみると、
彼女は細部まで頭が回らず、自分や他人の洞察力には欠けている方でしょう。
盗撮を見つかるような所でするのも浅はかですが、
それを阻止しようとした時の強行突破の仕方も強引です。
おそらく深く考えずに、自分のメリットになるように行動するタイプですね。
次回はその後のなすびさんの反撃について、解説します。
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