ストレスの中身を知ることから始めよう
「舐められやすい人の対処法」研究員、tomoです。
「ストレス」っていうと、
全てが「嫌なもの」と感じてませんか?
実は、ストレスが全くない人はいないんです。
例えばよくある「気温差」。
これも「ストレス」(または「ストレスの原因」=ストレッサー)です。
「引っ越し」
「結婚」
「就職」
「楽しい飲み会」
これらも実は「ストレス」になるんですね。
生きてる限り、ストレスが全くない、なんてことはないのは分かると思います。
で、
適度なストレスって、生きていく上で必要なんですよ。
例えば「目標」
資格を取りたいから、◯月◯日迄に1冊暗記する!とか、
学校で課題提出があるから、レポート今月までやらなきゃ、とか
クライアントが待ってるから企画を上司に認めてもらわないと、とか。
今必要で、自分にも何らかのメリットのある目標なら、
多少面倒でも、「やらなきゃな」ってなって、
結果やり遂げた時、知識や経験が身についたり、
何より「達成感」というのが「自信」になります。
「朝早めに起きる」
ということでも、
「眠いなー、もっと寝てたいのに・・」と嫌々ながらも
無理して起きて動いてみると、
意外と気分よく朝の時間を有効に使えた、
なんてこともありませんか?
要するに、自分にとって必要なこと、
自分に対処できる「適度なストレス」は、
生活に適度な負荷をかけてステップアップすることができて、
必要なものなんですね。
ここで気をつけてほしいのは、
その「耐えていいストレス」と「そうでないストレス」の判断です。
人は辛い状況にさらされていても、
それが長時間続くと、
その環境にある程度適応してしまって、
悪環境から逃れられるチャンスがきても、それを振り切って、
敢えてその悪環境に甘んじてしまうことがあります。
周りからみると、どうみても抜け出した方がいいのに本人はそうしない。
でもそれは、本人が本当にいたくてその環境にいるのとはちょっと違います。
例えばパワハラ会社において。
入社当初は「なに、ここ?」と反発心があったのに、
1年2年と過ぎていくと、「まぁよくはないけど・・辞めても当てもないし」とズルズル言われるがまま組織に属してしまう。
後輩にはそのパワハラを強要するのが当たり前になる。
例えば夫婦関係において。
「上手くいってるとはいえないけれど、
きっと世間によくある夫婦喧嘩の範囲だし、
離婚とか一人じゃ食べていけないし・・」と、
たまに愚痴を言うことで、
その環境に耐えている。
その程度の大小あれど、そういったことはよくあるかと思います。
でも、考えてみてください。
それは、「自分で考えること」を止めてしまったから、
そこに居続けることができた、
だけかもしれません。
それは耐えるべきストレスだったのか。
新しいストレスがかかったとしても、
「脱するストレス」の方を選択する方が、
この先いいのではないか。
こういった時は、えいっっと
アクセルを踏み込んで、
いい意味の「負荷」を自分に与える必要があります。
その見極めができる判断能力があるかをみつつ、
ストレスをコントロールできるようにしてみましょう。
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