<パワハラ>ブラック企業に遭わないために
おはようございます!
パワハラ、モラハラ横行の、ブラック企業には、
経験者は分かるでしょうが、
転職活動する場合も、
同じ目に遭いたくない、と慎重になります。
外側からは分かりにくいのがブラックなので、
就職するまでははっきりとは分かりませんが、
可能な限りの準備をすることは大事です。
基本的には、事前調査です。
自分がブラックに遭わない為もありますが、
就職する際の、相手側からのミスマッチを防ぐという、
双方合理的なメリットがあります。
入ってみないと実情は分からない、という前提を踏まえた上で、
転職活動において重要なリストをあげてみます。
これらは一般的な就職活動でよく言われるアドバイスも含みますが、
それ自体がブラックに遭わないメリットもあるので、
改めてみてみましょう。
● 会社のホームページをみる
就活で基本的にすることですが、その雰囲気をなんとなく掴む、という意味でネットは手軽に利用しやすい方法です。
しかしイメージ良く作られてるのがホームページなので、さらっと参考にする、に留めます。
● 応募前にネットの口コミをみる
これも基本的なことですが、応募の前にネットで会社名を検索してみましょう。利用者、元社員の口コミを見れる場合があります。
しかし、誰でも見れる口コミはサイト側からクレーム(実際は必要な情報でも)を削除されてることが多いので、悪い評判というのはあまり見ることができないです。
また、個人経営やマイナーな職種は書き込む人数がそもそも少なくなるので、そもそも口コミがない、ということもよくあります。
でも、利用者やお客で成り立つサービス業は、比較的利用する側からの否定的なコメントも見ることができるので、あまりに酷そうな場合はそれも参考になります。
匿名のネットは全部鵜呑みにするのは危険ですが、あくまで「参考にする」という意識で利用し、あとは自分の目と耳で確認していく、とことで利点を活かすことができます。
● 一般的な客商売なら、まず利用してみる。
希望する職種が接客などのサービス業で、誰でも利用できる店舗などがある場合は、まず自分が利用してみるのが一番です。
客側から見るのと、内部の職員側から見るのとでは差がある場合がありますが、実際に働く人を見る、というのは大いに参考になります。
基本的にサービスが行き届いていて信頼できそうな職員がいれば、ブラックかどうかというより、「自分がここで働けそうか」「ここで働きたいか」と具体的にイメージできる機会となります。
逆に、少しでも違和感があったら、それがその会社の問題点を示してる場合もあるので、直感を大事にしてみましょう。
例えば
客として利用して、自分の話を「愚痴がすごい」と呟かれた。
2回目利用時、前回からの引き継ぎをしてなかった。
セールストークが一方的で、帰りづらかった。
スタッフルームに入る時に一瞬見えた壁にノルマのグラフのような用紙が貼ってるのが見えた。
といったこともあります。
求人票にノルマはないと記載していても、実質のノルマが存在していたり、スタッフの質が悪そうだと、考えた方がいいでしょう。
● まず現場で働いてる人を見てみる
気軽に利用できる職種でない場合、まず現場に行ってみることです。
これも就活としても大事なことで、その地域や建物の雰囲気、内部を見れたら覗いて働いてる人を見てみること。
怪しまれると困るし遠目でとなると、得られる情報は少ないかもしれませんが、
周りの環境や、建物内の様子、職員の表情や服装、態度などから「ここは自分に合うかどうか」をイメージするのに役立ちます。
●見学が可能なら、申し込む
ハローワークからも申し込めたりしますし、ハローワークを利用してる場合は、
相談員に伝えてみましょう。
また、ホームページの職員募集のページに見学申し込みの欄がある場合もあります。
まだその職場に入ったことがないのなら、まずは現地に行ってみるのがいいでしょう。
貴方の感覚で現場の空気や、担当者の雰囲気を感じ取ることで、そこか貴方とマッチするか考える材料として有利に働きます。
基本的に業務内容、1日の流れを説明してもらえるので、そこで働くイメージを持ちやすくもなります。現場で聞くまで分からない内容もあるので、自分がやりたい内容に近いかどうか、も測る材料になるでしょう。
また、相手側からも、実際に貴方と会う事で、ブラックではなかったとしても、
「こんな人材が欲しかった」または「この人は求めてる人と違うな」と判断してもらえる機会となります。その雰囲気をみてとることも、
貴方の転職活動において、ミスマッチを防ぐ可能性としてメリットとなるでしょう。
● 可能なら現役・元職員や同業者に話を聞く
独自に職員に接触できそうなら、生の声を聞く、というのが早道でしょう。説明会があればそれも参考にできます。また、知り合いで同業者がいれば、その会社の情報を知ってる可能性がありますので、話を聞いてみましょう。
同時に、「その人」が自分と合いそうかどうかも、現職員の場合は参考になります。
例えばその組織の現職員10人と接触して、全員なんだか高圧的、自分とは話合わなさそう、となると、その組織は自分には合わない可能性、というのが出てきます。
これは感覚の問題なので、自分が「なんか違うな」と思うかどうか、ということで、それでも「そこで働きたい」という感覚が強ければ、そうした方が後悔しないでしょう。
● 焦らない
前の失敗から不安になったり、早く次を見つけないとと焦ることもあるでしょう。
しかし、焦りは禁物です。
焦りから見るべきことを見落としてしまうより、じっくり自分が納得できる会社を選んで、決めましょう。
● [重要] 常に、最終的に自分で納得して決める意志をもつ。
一番最初に述べたように、要は入るまで内部のことは分からないし、入った後に異動で雰囲気が変わることもあります。
可能な限りのリサーチをする、ということで「自分が納得できる」答えを「自分で」出しましょう。そして、その「自分で決める」という感覚を「常に」もつ、ということが大事です。
入社してから「あ、あの時止めとけばよかった」と思ったとしても、その感覚をもっていれば、そこでまた「自分で納得して決める」という作業をすればいいのです。
未来は予測できないからこそ、不安になったりしますが、人に相談してもリサーチしても、予想と違うことは起こり得ます。
その時にあなたがその状況に対応することさえできれば、「どん」と構えて、次のステップに進めるでしょう。
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