マウンティングの行動パターン
「舐められやすい人の対処法」研究員、tomoです。
マウンティングの行動パターンを、
実際例を元にみてみましょう。
一般的な解釈というより、
参考例として、当てはめてみてください。
●貴方の言動を見てから、その上をいってるように見せかける
例えば貴方が「誠実で家庭的」という評価を周りに与えてるとしたら。
相手はそれを見て、必要以上に周囲の人間を気遣うフリをしたり、
自分の家に招いて手料理を振る舞おうとしたりします。
●貴方に一方的にプレゼントをする。
それ程親しくない相手にプレゼントをするのは、
マウンティングとは別の場合もありますが、
ここでは、より「いい人」に見られたい為に、
貴方を使って「舐めてられるような人にもプレゼントをしてる私はいい人だ」
という人間を演じています。
基本的に、貴方が希望してる訳でもないのに、一方的にプレゼントをする、
という行為自体が、「善意の押し付け」であり、
自己中心的な行動といえるでしょう。
●プレゼントの際、「お礼は要らないから!」と言う。
本当に貴方にプレゼントをしたくて、見返りなど求めていないのなら、
この発言は出ません。
少ない可能性として、「この子はお礼をしようとするいい子だから、言わないと」
と思う気持ちから出る場合がありますが、
その場合は、あくまでさり気なく、貴方に気遣わせないタイミング、言い方で言うでしょう。
貴方が「・・ん?」と違和感を感じるなら、
「お礼は要らないから!」=「お礼が無いと私、怒るわよ!」
という「お礼の搾取」行為と捉えるのが、
正解です。
例えば、
一度ならまだしも、2回、3回言われたら、
「これって逆にお礼しないと、この人、陰で文句言うんだろうな・・」と感じるでしょう。
この場合、お礼をする→二人きりになると不満げに受け取る。お礼をしない→「あの子お礼なかったわ!」と影で文句を言う、
というパターンが考えられます。
●例え話をして、自分の方があなたより格上だ、と思わせる(言わしめる)。
ハッキリと攻撃とは分からない言い方が特徴です。
例1
「貴方はこういう性格で、私と全く違うわよね。」と言った後、さりげなく去り際に「私の性格って、凄いいいと思うのよね」
→「私」の方が「あなた」よりいい性格だ、と言ってることになりますね。そうすると「私」論では「あなた」は悪い性格、ということになります。
例2
A:「結婚したら?妹も貴方と同じ感じだったけど、すぐ結婚したの。」
B:「・・・妹さんはAさんみたいに美人だったからじゃないですか?」
A:「違うの!!!私と全然似てないの!!!ほいほい男の後ついてくような子なの!!!!」
→これは、Aさんは自分が美人なのは自覚ありですね。これだけなら、全く問題なく、自分に自信があるいい人でしょう。
しかし、 Aさんは暗に妹を「美人の自分と似てない」=「妹は容姿が劣っている」+「ほいほい男についてく子」=「私と違って男に擦り寄るバカ」という、結構なディスリを繰り広げています。
そして、同時に話し相手のBさんもその妹と同等だ、と暗に伝えてるのです。
●突然男性の前で女を出してくる。
貴方が女性で、男性に好かれてる場合。
敵対心から、マウンティング女子は、貴方の目の前で「自分の方が一番好かれてる」状況をつくるのに必死になります。
例えばシラフで、
「私、恋愛したことないの。」
と男性の肩にもたれかかったりします。
この発言は、普段ならスルーするところですが、
貴方を舐めてる場合、平気で言ってたりします。
●ターゲットがいない時は、「あの子を心配してる」と「いい人」ぶる。
単なる「表裏」とは違い、相当したたかなイメージ戦略を打って出たりします。それを聞かされた周りの人は、「心配してあげてるいい人」として映り、
それを知らずマウンティングされて嫌な顔するあなたは「悪い人」と映る可能性があります。
●貴方に無理な仕事を押し付け、その反応を見て楽しむ。
相手が貴方より上の立場が多いでしょう。
職場の上司や、家庭の親や夫など。
貴方が出来そうも無い仕事内容や、
タイミング的に無理な時に、
「これ、やっといて」「これ、君の責任でしょ?」と振ってくる。
貴方はそれに対応できずに困っていると、
「もう、いいわ(怒り)」「はぁ・・(ため息)」
といったように、残念がる。
そうすると、真面目な貴方は困るでしょう。
その困ったり、慌てたりする貴方の反応を見て、
相手は「俺の方が上だ」と自分の価値が高いことを認識して、
心の中で、喜ぶのです。
パターンは様々ですが、
ハッキリと攻撃されてはなく、
寧ろ味方のフリをしてくるけど、
貴方がなんとなく嫌な感じがする、
もしくは、
分かりやすく
二人きりの時と、その他大勢の時とは、
態度が180度違う、という時は、
相手はマウンティングを狙ってたりします。
マウンティングの対処法に続きます。↓
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