うつ・内向型HSPの生き方

なめられやすい・真面目すぎる・内向型・うつ・生きづらさを楽にするための研究。

< 体験談 > 逆ギレするタイプの分析

おはようございます!

「舐められやすい人が楽になる研究所」研究員、tomoです。

 

前回、アンケートにいただいた体験談から、

なすびさん(仮名)はどうしたなめられたのか、を解説しました。↓

colorinstitute.hatenablog.jp

  

今回は、

なめてきたトンビさんの逆ギレの心理を分析をしてみます。

 

年下の逆ギレ女の分析

 目次

  • 逆ギレする側の心理
    • トンビさんの視点
    • 逆ギレの流れ
  • 逆ギレ・トンビさんのタイプ分析

 

逆ギレする側の心理

トンビさんの視点

 

前回の流れで、なすびさんが距離を置き出したのは察知してるトンビさん。

 

トンビさんは「成績自慢」はしたいから、

その為にカンニングはしないと上位にいけないのでしょう。

 

すると、彼女からしたら、なすびさんが見せてくれない分、

カンニングの盗撮は欠かせなくなります。

でも、盗撮は「悪いこと」という認識はあります。

だから、「こっそり」盗撮したのでしょう。

 

ところが、あのなすびさんから、それを指摘されます。

「(他人の個人情報を無断で)やめた方がいいよ。」という正論を言われます。

 

 

それに対し、トンビさんは「悪いことをしてる」という自覚がある為に、

瞬時に「やべえ」と思ったはずです。

このままだと、自分が悪者だと周囲に思われる。

 

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< 体験談 > 年下の学生に逆ギレされました。

おはようございます!

「舐められやすい人が楽になる研究所」研究員、tomoです。

 

今回は、アンケートにいただいた体験談に基づいて、

「年下の学生にナメられた例」をご紹介します。

年下に逆ギレされたナメられやすい人

目次

  • 体験者 :  なすび(仮名)さんの場合 
    •  ナメきってる無礼な態度
    • 逆ギレ後の状態
  • 逆ギレ側の心理
    • 初期段階
    • 中間段階
    • 最終段階
    • まとめ

体験者 :  なすび(仮名)さんの場合 

私は40代ですが、資格取得の為に専門学校に入学しました。

そこでは実習があり、そこで一緒になったのが、

20代新卒の女、トンビ(仮名)です。

トンビは授業は出ないし、課題はいつも他人まかせ。

なのに成績自慢はしてきます。

同じ実習先だし、一応仲良くしとこうと、

資料を見せたり話しかけたりしてました。

しかし、彼女の態度が横柄に感じてきました。

実習が始まると、

3日で私の怒りのピークは超えました。

大まかなトンビの無礼な態度は以下です。

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目をつけられないためには〜刑務所編3

こんにちは!

「舐められやすい人の研究所」研究員、tomoです。

 

前回、一般人が囚人として潜入する海外リアリティショーの中で、

なめられやすいジェフをサンプルに、虐められる原因について解説をしてきました↓

colorinstitute.hatenablog.jp

 

 今回は、具体的にどうしたら虐めを回避する可能性があるか?をみてみましょう。

 

 

 <前回おさらい>

 

ジェフがなめられない為にできることについて、以下の基本的な3点を挙げました。

 

自分に自信を持つ。他人からそう見えればOK。

・周囲の人間を観察し、自分の立ち位置を立て直す余裕をもつ

・自分の周りに壁を作り、隙を見せない

 

基本的にこれが出来ていれば、ある程度は対処出来たでしょう。

 

今回はこの3点について、具体的に挙げてみます。 

目をつけられないために なめられやすい

・自信をもつ

ジェフは元いじめられっ子です。それを引きずっています。

看守になったら武器も持てるし、護身術も学べて強い自分になれるはず、

だから看守になろうとこの潜入プロジェクトにも加わりました。

 

設定からして難しいのですが、この場合使える戦略としては、

思い切った開き直り戦法です。

虐められた過去がなんだよ!?てか忘れてたぜ!!くらいの勢いがもてれば最強。

自分に都合が悪いことは、内心「それが何か?」で貫き通すのです。

でも周囲から浮かないように意味不明にキレたりはしません。

 

前もってこの精神面の準備ができていたら、

あとはダメで元々でいきます。

相手は「ナメられたら終わり、逃げ場なし」の世界で生きてる囚人で、

こっちはその被害者側の経験者です。

そこの現実を認識し、今自分が使える武器は何かを探ります。

 

次に

・周囲の人間を観察し、自分の立ち位置を立て直す余裕をもつ

普段から自信をもち、余裕があればできることですが、

新しい環境に身を置いたら、まずは周囲の観察です。

 

相手側はあなたがどんな人間か探りを入れてきます。

信用できるかどうか、利用できるかどうか、ヤバイかヤバくないか。

刑務所のような閉鎖的で暴力が当たり前の空間では、常にターゲットを探されます。

弱く見える新入りは格好の餌となります。

これはパワハラが横行してるブラック企業でも同じですね。

 

会社でも同じですが、まず身元調査が入ります。

刑務所では罪状。これは設定する側にも責任が生じますね。

そこで自然に振舞いつつ、余計なことは言わないこと。

ボロを出さない、弱みを見せない。平常心を保ちます。

 

普段から同じような環境に出くわしていれば、

そこで使える楽なキャラを練習しとくのも手です。

例えば

・普段大人しいけれど、怒らせたら怖いキャラ

・群れないけど許される、愛嬌のある「変わり者」キャラ

・真面目だけど、ちょっとオタク度が過ぎるクレイジーキャラ

これらは刑務所というより普段に使えるバージョンですが、

身についていれば応用できるでしょう。

 

ジェフの場合、まずは

近づいてくる人間がどういう人間か、

交渉する相手がそれに対してどうなるか、

を短時間で難しいけれど観察することです。

 

で、例えばボスに勝手に買い物させられた時。

他の人の言うように「嫌だ。」とハッキリと拒絶できればそれはベストです。

しかし現実それができる人は少ないでしょう。

だって怖いもん。殴られるかもしれない。

それか、思いも寄らない行為にびっくりして固まってしまう。

 

そんな状況が多いんですよ。舐められやすい人は。

でも、それはジェフが悪いんじゃない。

 

さて、そうなった時に、全体を見回して、自分の立ち位置を観察することです。

あ、俺今相当なめられてんな。どの程度なめられてるだろうか?

今の状況じゃ同じことをまたやってきそうか?カモだと思われてる?

ここで味方になってくれそうな奴っているか?

ここでの権力者は誰か?その手下は?派閥は?他にも虐められてる奴は?

 

そうやって、その集団の関係図を把握していきます。可能な限り。

 

そして、どうやったらそのカモから逃れられるか、を考えます。

前述したようなキャラ設定も成功例があるなら、使えるかもしれません。

 

ヤバイな、と思ったら早めに対処することです。

「いや、俺はカモにはならない。」とハッキリと冷静に伝えること。

一旦奢ってあげてしまったら、それ自体はもう仕方ありません。

「それは仕方ないけど、もう無理だ。」という姿勢をみせることです。

挑発することなく、仕掛けられた時に如何に冷静に伝えれるか、です。

 

それは言葉で言う必要はありません。その場で最善と思える方法でやってみましょう。

手振りでNoのサインでもいいし、気づかないフリをしてやり過ごすのもアリでしょう。

要は、相手が諦めて、必要以上な怒りは生じさせないやり方です。

一瞬「なんだよ!前くれたじゃねえか!」とキレるのは仕方ありません。

 

でも、そもそも自分の金で買わずに人に奢ってもらうのが当たり前と考える方が悪い。

だから、一瞬キレるのは放置しておけば大体は収まるでしょう。

だから早めにするのです。

何度も何度も奢っていて、奢るのが当たり前になってからでは、一瞬の反発では済まなくなる恐れがあるから。

その時はそれに適した理由をつけて納得させるしかありません。

 

・自分の周りに壁を作り、隙を見せない

ジェフは身を守るために、

話しかけてくれる囚人に食事をあげて仲良くしようとしますが、

それは媚びてる行為と映ります。

そうすると相手は見下してきます。

 

信用できそうな相手と仲良くするのはいいのですが、

その際も一定の距離は保つこと。

 

人間関係がこじれるのは、その距離感が難しいことです。

それは自分でコントロールするしかありません。

 

閉鎖された空間では物理的には難しいですが、

敵視してくる相手には目を合わせない、近寄らない、近寄ってきたら隙を見て離れる、

といったことはできます。

 

ボスにお菓子を買うボタンを押されたのは、ジェフに隙があったのでしょう。

でもきっとそんな事が起こるなんて彼は想像してなかったでしょうから、

無理もありませんが。

 

しんどいけど、新しい環境での1、2ヶ月は隙を見せずに、

自然に振舞いつつ警戒しておくのが大切です。

 

最後に・・

最終的に逃げるが勝ち!!

刑務所潜入もそうですが、学校、職場、家族など

ジェフのようにカモにされたり暴行されたら、

彼のように「棄権する」のも、戦法の一つです。

 

だから、結果的にジェフは見方によれば失敗例ともとれるし、

成功例ともとれるんです。

 

なめられやすいから、キャラづくりとか頑張ったけど

ハマらなかった、なんか浮いてしまった、

パワハラやモラハラ、虐めに逢った、

 

そういう時は、

「や〜めた!!」とさくっと離れましょう。

その場があなたに合わなかっただけです。

 

でも大人だから、表向きはちゃんと手順は踏んで、

「不本意だけれど、いたしかたありません・・。」と

残念がりましょう。

 

人は結果だけを見がちだけど、

プロセスが案外大切。

そこで学んだことはあるんです。

あぁ、こういう奴らや環境があるんだ、と知るだけでも。

 

一つ話のネタができたと思えばいい。

あなたの心身の健康を損なう危険があるなら、

闘わずして、俺は勝ったんだ!と

逃げてしまいましょう。

 

 

 

 

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新入りが舐められないようにするには〜刑務所編2

こんにちは!

「舐められやすい人の研究所」研究員、tomoです。

 

前回、一般人が囚人として潜入する海外リアリティショーの中で、

舐められやすい虐められっ子ジェフの解説をしました↓

colorinstitute.hatenablog.jp

 

 今回は、その虐められるジェフの問題点・改善点をみていきます。

 

 <前回おさらい>

一般市民からボランティアとして希望者を募り、

囚人だけでなく看守にまで及ぶ薬物や不正行為を調査する為、

60日限定で一般市民が囚人として潜入するという設定です。

 

潜入捜査というより、参加者が弱肉強食の監房の中でどうなるか、という

参加者の変化がメインのドラマです。

 

この番組はリアリティショーとなっているので演出もあるでしょうが、

日本の番組と違ってある程度顔出しでドラマ仕立てで分かりやすいです。

 

閉鎖された刑務所という空間で、「舐められたら終わり」という世界観が分かりやすく表現されてます。

ここからはネタバレになるので見たい方はネット番組などでどうぞ。

また、今回は男性は女性より表現がストレートで、上下関係も分かりやすいといえるでしょう。

 

舐められないようにするには 刑務所 ドラマ 

 

・ジェフは何故虐められたか

前提として、どんな理由があろうと虐める奴が悪いです。

ただ、舐められやすい観点からみたジェフ側にみる問題は、

映像見る限りでは、3つ。

 

・自分が舐められてる事と舐められやすい行動をとってる自覚がない。

媚びた事、または媚びた相手を間違えたこと。

・そして一番の問題は、「自分に自信がないことがバレてること」です。

 

不意打ちでボスに買い物させられた時、誰しも拒否できるとは限りません。

でも後にジェフはこの事を

「仕方ないよ。僕が誰かに怪我させる危険を避けたかったんだ。違法行為は駄目だろ。」と

自分が暴力したくなかった、という言い訳をします。

 

しかし担当看守からは「監視してるから正当防衛なら大丈夫なんだよ。」と諭されるジェフ。

 

これは自分が強者に屈したという屈辱から逃れる防衛本能から出た言動かもしれません。

とすると、ジェフはまだ過去の「いじめられっ子」の自分から逃れようとして、

その「脱・いじめられっ子像」にしがみついてる状態といえます。

過去の虐められた頃の自分を認めたくない、過去の自分を許せてない。

結果的に自分の過去に執着してしまって、虐められてた頃と同じ行動パターンを変えられていない部分があるのでしょう。

 

看守や参加者からは「精神的な弱さを克服しないと看守にはなれないよ」「君に命は預けられない」とキツいアドバイスをされるジェフ。

ここで注意していただきたいのは、

虐められる=弱さ、 ではない!

ということです。

 

確かにジェフは立場的に「弱者」の態度と行動をとってしまった為に、

暴行を受ける対象と見なされてしまいました。

 

ただ、人間的にダメとか、弱い、とかではなく、

その集団のルールでは「弱者と見なされる」ということです。

それが瞬時にはジェフには分からず、良かれと思ってした行為が、

結果的に自分を弱い立場へ導かれてしまったのです。

 

ただ、虐められるからといって虐められる側に責任がある訳でもないし、

いじめられっ子がダメ人間でもない。

そこで自信を失ってしまうのが一番の問題なんです。

 

だから、注意してください。

舐められる人は、人間的に弱い、ということではないということを。

 

ある参加者からのアドバイスがその中では一番的確だったでしょう。

「君は無理してまで他人に親切にし過ぎたんだ。」と。

 

自分に余裕がない為に、人に守ってもらおうとやたらプレゼントしたり、

愛想を振りまいたりするのは、人間関係を構築する為に逆効果だ、

ということです。

 

しかし、安易な手段として案外人はこういった手段に出ています。

人に好かれたい為に、その場で立場が強い人間に奢ったり言いなりになったり。

態度でいうと、媚びた愛想笑いや、相手の尻拭いを自らかって出る、

といった行為です。

 

一瞬その場は安心できるかもしれませんが、

長い目でみるとそれは自殺行為です。

「あ、こいつこの程度で奢るんだな」「俺より強かねーな」と見下され、

馬鹿にされるか、利用されるでしょう。

 

そして参加者が言ったように「最初が肝心」です。

そして拒否する時や怒りを表現する時は、「その場で直ぐに」すること。

これは子供と同じですね。後から「あの時は〜」と怒っても効果がない。

その場で叱らないと、叱られる行為と結びつける事は出来ないのです。

 

就職や入学、家族の環境が変わった時などは、

周囲はあなたがどういった人間か見極めようとします。

刑務所では「舐められたら終わり」の世界なので「威圧」を多用しますが、

日常では「いい人のフリ」が多いでしょう。

それで情報を引き出してあなたを調査するのです。

 

そこでジェフのように「高い所で寝れないんだ」と言って奢る行為は、

弱みを見せることになります。

ジェフは周囲を信用し過ぎたのでしょう。やってる事は何ら悪い事はしてないので、

いい人なのです。

しかし、周囲は「いい人」は「利用できる人」「自分より格が下」と見なします。

 

まず「尊敬」があってからの「いい人」であれば、そのまま「いい人」「信用できる人」となります。

 

ジェフの自信がない為に漏れ出てしまってるオドオドした雰囲気、

話す時の優しげな仕草、無防備な歩き方など全て総合して、

周囲の囚人達は彼を「格下」と判断してしまったのです。

 

 

・ジェフが舐められない為にできることは。

 基本的な考え方は前述の「舐められた原因」の逆です。まずは3点。

自分に自信を持つ。他人からそう見えればOK。

・周囲の人間を観察し、自分の立ち位置を立て直す余裕をもつ

・自分の周りに壁を作り、隙を見せない

 

基本的にこれが出来ていれば、ある程度は対処出来たでしょう。

 

具体的には次回につづきます。 

 

 

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