<内向型> HSPチェックリスト
「舐められやすい人が楽になる」研究員、tomoです。
前回「人の心が読める人」について書きました。↓
「人の気持ちが見える、聞こえる」という人は、
検索すると「HSP」というタイプに行き当たりますが、
前回記事で例に挙げた人々はそれには当てはまりません。
心理学で「HSP」というタイプは確立されたものではありませんが、
1つの説として、内向型が行き過ぎる人、繊細すぎる人として、
それが挙げられます。
では、そのチェックリストを挙げてみましょう。
HSPチェックリスト
以下の質問に少しでも当てはまったら、「はい」、
あてはまらない、あまり当てはまらない場合は「いいえ」で答えてください。
□ 光や音に敏感だ。
□ 他人の気分に左右されることが多い。
□ 痛みに敏感だ。
□ 忙しい日々が続くと、プライバシーが守られた場所にひきこもりたくなる。
□ カフェインに敏感だ。
□ 環境の小さな変化によく気づく。
□ 強い匂い、布地の肌触りに影響を受けやすい。
□ 騒音が苦手。
□ 豊かな想像力を持ち、空想好き。
□ すぐに驚く。
□ 美術や音楽に深く感動する。
□ とても良心的、優しいとよく言われる。
□ 短時間に多くの仕事を強いられると混乱する。
□ 一度にたくさんの頼まれごとをされるのは嫌。
□ ミスをしたり物忘れしないように普段気を付けている。
□ 人が何で不快になってるかを、すぐに気づく。
□ 暴力的な映画やドラマはみないようにしてる。
□ たくさんのことが身の回りで起こると、不快になり神経が高ぶる。
□ 繊細な香りや味、音、音楽を好む。
□ 空腹になると集中できない、気分が悪くなるといった反応が起こる。
□ 生活に変化があると混乱する。
□ 動揺するような状況を避けることを、生活の上で最優先している。
□ 競争や監視されていると緊張し、いつもの実力を発揮できない。
□ 子供の頃、周囲から「繊細だ」「内気だ」と思われていた。
結果
12個以上に「はい」と答えた・・おそらくHSPです。
ただ、たとえ「はい」が1つしかなくても、それが非常に強い傾向があれば、HSPである可能性があります。
HSPの特徴
・HSPは、全人口の15〜20%(男女差はない)といわれています。
また、人間以外の犬、猿、ネズミなども、20%が敏感な気質をもっていて、それは生物の種の生き残りのためともいわれています。
・なので、HSPは生まれ持った気質で、脳の働き方、情報処理の仕方がそうでない人よりも複雑といえます。
・内向型でHSPという人も多いですが、HSPの7割が内向型、3割が外向型。
・感情的に反応しやすく、共感しやすい。
・普通の人が気付かないような些細なことに気づく。
・物事を深く情報処理する。そのため初めての人や環境では行動まで時間がかかることが多い。
・周囲の人の気分、感情に左右されやすく、人との境界線が薄い。
・嫌と断れない。
・心身が疲れやすい。
HSPだったら
自分がHSPの特徴が当てはまる、という場合は、だからいい悪い、と決めつける必要はありません。あくまで自分の性質を知るツールの1つとして捉えましょう。
外向型、内向型といった大まかなタイプがあるように、
それは後から人が作った1つの「タイプ」に過ぎません。
でも、その特徴の長所短所を知ることで、
自分の生活を見直すこともできます。
あらゆるタイプの中でも個人差があるように、
HSPといっても個人差があります。
例えば、自分はその中でも「音や光に敏感だ」
と感じるなら、
生活する部屋は静かで、光を遮る遮光性カーテンをつける工夫をすることが
必要といえるでしょう。
また、内向型がそうなように、HSPはあらゆる刺激に敏感に反応しやすいため、
仕事や多くの刺激に囲まれた後は、どっと疲れてしまいます。
ゆっくり一人で休息する時間を多く確保することが必要となるでしょう。
働く環境、休息の取り方などを工夫してみましょう。
栄養素のタンパク質を多く必要とする場合も多いので、食事やサプリメントで補うのもオススメです。
HSPのメリットって?
あらゆる刺激や人の感情に敏感なため、
疲れやすいデメリットはありますが、逆にそれがメリットとなり得ます。
1つのことに突出して研究熱心な人も多く、
研究職、芸術、医療者、科学者、カウンセラー、CEO、リーダー職に多いといわれます。
人より多く脳に情報が入りやすく、その情報処理の方法が前頭葉の「考える」分野に自然と伝わる為です。
自分でしんどい、と思ってた短所が、職業と活かせるかもしれません。
そのためには自分の特性を知って、疲れない工夫をし、
セルフプロデュースする計画を少しずつするといいでしょう。
また、そうでないタイプよりも、少しの刺激で多く反応するということは、
刺激を取り込む方法を自分の性質に合わせれば、
適度な刺激で効率よく仕事ができることにも繋がります。
光、音、時間、環境、リズムを自分の性質に合わせて調整してみましょう。
そして自分の特性が発揮しやすい環境を少しずつ整えれば、
仕事やあらゆる場面でHSPならではの能力が発揮できるチャンスができるでしょう。
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