外向型と内向型の、脳の違いと行動パターン
「舐められやすい人の対処法」研究員、tomoです。
前回は、内向型の自己診断を紹介しました↓
今回は、「外向型」と「内向型」の
脳の動きの違いとその特徴について、
それぞれ、みてみましょう。
[ ドーパミンの感受性の違い ]
まず、外からの刺激について、
外向型はドーパミンの感受性が低いため、
多くの刺激を必要とします。
その為に、絶えず新しい刺激を外に求めます。
外部の交流や多くの人との会話などに現れます。
話してる時は、相手の反応を取り込むためによく目を合わせます。
また、話を聞く時は、周囲の状況に注意する為に、あまり目を合わせません。
話すのが得意で、注目を浴びると元気になります。
逆に内向型は、感受性が高いので、
少しの刺激で反応します。
その為に共感力が高く、様々な刺激に敏感です。
また疲れやすく、外の交流などの後は、ゆっくり休息が必要となります。
自分が話をしてるときは、言葉を選んだり考える為、あまり目を合わせません。
また、話を聞く時は、相手から情報を取り込む為に、よく目を合わせます。
周囲から注目を浴びると、しりごみするでしょう。
[ 自律神経の違い ]
外向型は交感神経が優位です。
その為、ストレスのある状況でも、すばやく行動できます。
運動が好きで、体力があり、少食でも動けます。
過度になると、暇な状況では落ち着かなく、
中年期になると衰えたり、燃え尽きたりする可能性があるでしょう。
逆に、
内向型は副交感神経が優位です。
その為、中々やる気が出なかったり、動き出すまで時間がかかったりします。
態度は穏やかで、控えめ。歩いたり食べる速度は遅めでしょう。
また、ストレス状況下での反応は遅くなります。
[ 神経伝達物質の経路の違い ]
外部からの刺激について、情報処理の経路が異なります。
外向型は刺激が脳に入ってから、
短い経路を通ります。
その為、瞬発力があり、物事が起こると直ぐに行動に移すことが出来ます。
後先考えずに喋り、聞くよりも多く話すでしょう。議論や多くの経験によって、活気づきます。
短期記憶に優れ、素早く考えることができます。
時間制限や緊張下の試験に強いでしょう。
内向型は、刺激が脳に入ってからは、
長い経路を通ります。
また、外向型と違い、前頭野を通ります。
その為、物事が起こってから、行動するまでに時間がかかります。それは行動する前に、前頭野で考える方にいく為です。
考え事の途中から話し出して、周囲がついていけないこともあるでしょう。
記憶力はいいですが、その記憶を取り出すのに時間がかかります。
眠った後は考えやアイデアがはっきりします。
自分の感情や考えを理解するのに時間がかかる方でしょう。
いかがでしょうか?
自分や、周りの人に当てはめると、あぁ、これはこういうことか、
としっくりくることもあると思います。
また、内向型は一つの事を極めたり、物事や思考を追求することに優れている為、
芸術家や研究職、リーダーにも多いと言われています。
一見、省エネで直ぐに行動できる外向型の方がメリットがあるように見えますが、
それはタイプの違い、特性の違いとして、人それぞれなんだ、と認識して、
個性を伸ばす方向や、ストレス対処方法として、参考にしてみましょう。
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